
(今回から一部のご要望にお応えして、写真を大きくしてみました)
これまでドイツの街を旅してきて、気がついたことがある。それは「どうやら私はハンザ都市が好き」。
ハンザ都市というのは、中世のドイツでバルト海沿岸を中心に発達した自由商業都市。リューベック、ハンブルク、ブレーメンといえば、ハンザ都市の雰囲気がわかるかも。
でも、もちろん私は歴史的な背景からハンザ都市を好きになったのではなく(世界史は大の苦手)、街の雰囲気が好きなわけ。
前にも書いたけど、どうも私はメルヘンチックなお城や家よりも、レンガ造りのごっついゴシック建築とか、ギーベルハウス(飾りのついたファサードがある建物、装飾的破風)が好きらしい。いや、とても好き。そういう建物を見るだけで興奮してきて、やたらと写真を撮りまくってしまう。
そしてこの前、またしてもテンション上がりまくった街へ行ってきた。
それはリューネブルク。
ここは塩で有名な、歴史のあるハンザ都市。街角を曲がるたびに、レンガやギーベルハウスが次々と現れる。なおかつここには木組みの家もたくさんあって、私にとってはアミューズメントパーク状態。
同じ道を何度も行ったり来たりして、写真を撮ったり家を眺めたりした。こういう時間がすごく楽しい。
この街はベルリンと比較して、雑貨店(これがドイツには少ないんだ)やおしゃれな花屋さんが多い。きっと生活にゆとりがあって、センスがいい人が多いんだと思う。
なぜリューネブルクに行ったかと言えば......それは、私が以前ここに書いた、大好きなテキスタイルデザイナー(シルクスクリーン作家)さんに会いに行ったから。
ということで、もうすぐ紹介しますよ、この方の家! 私が惚れ込んでいる作品とインテリア、早くみなさんにも見ていただきたい!
twitter:@kubomaga