
前からずっと気になっていた、C/O Berlin im Postfuhramtで開催されているFritz Eschen展にようやく行ってきた。26日までの会期だったので、ギリギリ間に合った。
1945〜55年のベルリンの様子を撮影した写真展で、戦後直後はまさに瓦礫の山。その瓦礫のそばで子どもが遊んでいたりして、どんな状況でも生活というものは続いていくのだと思った。
この瓦礫の山を前にした「これからどうすんだ」感は、3月に日本で起きた震災と重なるところがあった。でも戦後のベルリンも、今回津波で襲われた地域も私はリアルで見ていないわけで、現場を見たらこの感覚ではきっと済まないと思う。
それでも写真からは十分に伝わるものがあった。日々の雑用に忙殺されていると、こういう展覧会に行きそびれがちだけど、やっぱりちゃんと時間を取って足を運ばないと、と思った次第。
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