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2006年01月31日
天然スケートリンク

ベルリンに戻ってきた日、気温がマイナス16度だったってことは、この前書いたとおり。そのあとはけっこうマシになって、それでもまあ最高気温マイナス4度とかなんだけど、でもその差は大きい。今年は本当に冬が厳しい。日本もそうでしょ。
こんな寒さだから、当然河川は凍る。となればそこはスケートリンクに早がわり。この前シャルロッテンブルク宮殿に行ってみたら、城の前の湖もやはりスケートリンクと化していた。みんなけっこうマイスケート靴を持っているらしく、老いも若きもスイースイ。犬も一緒にスイースイ。
私はスケートはほとんどできないのだが、つられて普通のブーツでスイーッ。目指せトリノ、ってもう遅い。
2006年01月25日
マイナス16度の世界へ

再びベルリンに戻ってきた。今回のフライトは大変だった。厳密にいえば、すべてが完了するまでに3日間かかったといえるんだから。
原因はなんといってもフライト前日の大雪。東京は21日に大雪に見舞われて、私も雪かきに精を出していた。そのときは「フライトが明日でよかった~」なんて思っていたのだが、これはとんでもない間違いだった……。
22日の成田空港は、前日欠航したフライトの乗客も集まっていて大混乱。1日で2日分のフライトが出航しようとするのだから、滑走路が足りなくて当然出発時間は遅れることに。それで乗り継ぎ便に間に合わず(東京~ベルリン間は直通便がない)、パリで1泊するハメに。
宿泊代と食事代は航空会社が出してくれたし、ベルリンですぐに約束があったわけではなかったから、1日遅れても大きな問題はなかった。それでも、パリでは預けたスーツケースをもらえなかったから、下着も替えられなくてちょっと不愉快。着いたのは夜だったから、市内観光するにも遅すぎた。結局ただ夕飯食べて寝ただけ。
翌日早朝にベルリン行きのフライトに乗り、無事ベルリンへ到着。しかし、こういうイレギュラーな事態だと、心配なのが預けた荷物。ベルリンの空港で出てくると聞いたものの、本当に届いているのかな……と懸念していたら、やはり心配が現実に。私のスーツケースがなーい! 東京からまったく同じルートで来た人の荷物はちゃんとあるのに!
仕方なくカウンターで手続き。「見つかったら電話が行きますから」といわれたものの、その日のうちに連絡はついに来ず。以前も一度ロストバゲージになったことがあったけど、そのときは当日のうちに荷物が届いたのに。かなり心配になる。
連絡が来たのはようやく次の日になってから。2日ぶりにようやくスーツケースを手にすることができた。本当に安心した。
ベルリンに戻ってみれば、そこはマイナス16度の世界。上空から見た河川はすべて白く凍っていた。南ドイツの方はもっと寒いらしい。死んでいる人もいるとか。そりゃ、これだけ寒けりゃ死ぬわな。だって、マイナス16度って、寒いっていうより、凍るんだよ。外気に出た瞬間に。ずっと外にいたら、本当に死んじゃう。
こんな場所で、また生活か。でも自分が選んでるんだからしょうがない。暖房ガンガン炊いて、死なないようにしよう。
2006年01月17日
入籍完了

ついにきのう月曜日に役所へ行って、婚姻届を提出した。
私はベルリンに行く前からずっと、もう何年間も、今回結婚した相手と一緒に住んでいた。その人と住み始めるときは「一緒に住みたい」とは思ったけど、「結婚したい」とは思わなかった。当時私は働いていた会社を辞めて、新しいところを探していたところだった。そのためには既婚だというと避けられる気がして、独身を通したかったのだ。そして、その後も一度たりとて結婚したいとは思わなかった。
なぜなら、私は人からカテゴライズされるのが嫌だったから。
主婦とか、会社員とか、そういう肩書きを持ちたくなかった。それに、「○○さんの奥さん」とか呼ばれるのも我慢できなかった。相手の姓に変わるのも嫌だった。だけど私は声高に主義・主張をするのも嫌なので、「結婚しない主義」とも言いたくなかった。
でもそれって、結局自信がなかっただけなのかも。結婚によって、自分がなくなってしまいそうに思えて怖かったんだよな。
でも、日本で一緒に暮らし始めてから何年かたって、いろんな人と会ったり仕事をしたりして、そのうちベルリンに住み始めたりしているうちに、いつの間にか「結婚しようがなんだろうが自分は自分」と思えるようになってきた。だからお互いの両親から「そろそろ籍を入れたら」といわれたとき、「もういいかな」という気になったのだ。
こんなふうに何年も結婚を先延ばしにしてきたのだけど、いざ婚姻届を提出したらあまりにもあっけなくて拍子抜けした。感動とかは特にない。でも抵抗感もなかった。
今の気分は、提出前となんら変わらない。これまでこんなにためらってきた結婚というものが、実際にやってみたら、こんなにも淡々としたものだったなんて。でも、こういう境地にいたるには、きっと私には何年間もの時間が必要だったのだ。
もしかしたら、これから徐々に気分も変わるのかもしれない。それを考えるのもまたおもしろい。
2006年01月15日
これからもよろしく

結婚した。といっても役所への届けはまだなのだが。
とりあえず今日はパーティをしようということで、これまでお世話になっている友人・知人を招いた。ところが、東京は久々の雨で、しかも一時はこれでもかという土砂降り。それに追い討ちをかけるように、ゲストからの「インフルエンザで行けません」という度重なる連絡。これはもう、誰も来てくれないんじゃないかと午前中の時点で軽く絶望的な気分になった。
ところが時間になってみたら、みなさんどんどん来てくれて、終わってみれば170名を超える人たちが集まってくれた。私も、私の相手も、働きだしてからそこそこ長いし、私はこれまでいろんな会社を入っては辞めてきたので、縁のあった人たちが多いのだ。
こうしていろんな時代に知り合った人たちが一堂に会するのは感慨深い。そのうち私も、いつの時代に知りあった人なのか混乱してきて、別の時代の人同士を一緒にしたりして。でも、今日をきっかけに人の輪が広がっていったらうれしいと思う。
改めて感じたのは、私の周りにいる人は、みんな気持ちのいい人たちばかりだということ。話していて嫌な感じの人が誰一人としていない。本当に、人に恵まれているんだなと感謝。
来てくれたみなさん、ありがとう。そして、クボマガ読者のみなさま、これからもよろしく。
投稿者 kubota : 02:16 | コメント (5) | トラックバック
2006年01月13日
キャラ&擬人化先進国

今日街を歩いていたらこんなポスターが。
献血に「ちゃん」をつけて「けんけつちゃん」か。献血すらキャラ化するってすごい。なんでもキャラにすれば親しみやすいのかな。
それと、商品名になんでも「ちゃん」とか「くん」ってつけられているのもよく見る。「ゴミとりちゃん」みたいなさ。
こういうのって、ドイツにはまずないから日本はすごいと思う。ドイツって、何にしてもかわいさのかけらもないもの。キャラクターデザインとか全然だめ。日本のマンガやアニメはもう十分ドイツでは有名なんだけど、こういうキャラ感覚もキティだけじゃなくてもっと進出してったらおもしろい。
2006年01月07日
ゴミ出し失敗による日独比較論

新年一発目の燃えないゴミ出しの日を逃した。起きたらもう回収された後だった。私は夜型なんで、朝8時なんて余裕で寝ている。
このゴミ出しに関しては、私は前々から考えていた。日本だと、決められた日の朝に出さなきゃならない。しかも朝8時~9時ごろまでに。前の晩に出しておくと怒られるし。
ベルリンだと各住居(ベルリン市内はほとんど集合住宅)の中庭に大きなゴミのタンクがあって、そこに曜日に関係なく入れておけばいい。日本でも大きなマンションだとそういう仕組みになっているらしいね。これだと自分のペースでゴミ出しができるから、当日は早起きしなきゃとか、ゴミの日に家にいなくてたまっちゃったとかいうことがない。
もちろん、そのためにベルリンでは家賃以外に管理費としてお金は払っている。それでもやっぱりベルリンのほうがはるかに快適だ。これに慣れると、なんで日本ではみんなこんなに不便なことを我慢しているのだろうかと思う。
東京なんかは特にいろんな人が住んでいて、一定の生活パターンなんてもはやない。それなのに、決められた日時に出さなきゃ回収されないなんて、もう無理がある。
これはひとえに、スペースの問題なんじゃないかと。ドイツの国土は日本と同じぐらいだけど、人口は日本より少ない。だから、どこに行ってもスペースに余裕がある。それに対して、日本は国土の約7割が山なので、当然人が住める場所は限られているし、東京への一極集中がさらにその状況に拍車をかけている。当然大きなゴミタンクを路上に置くスペースもないわけだ。
でも、多少お金を払ってでもいいから、もっと快適なゴミ出しをしたい。それが先進国ってやつじゃないのか。
投稿者 kubota : 23:58 | コメント (2) | トラックバック
2006年01月02日
今年もよろしく

みなさま、あけましておめでとうございます。
大晦日から元旦にかけては年越しそば食べて、紅白ちょっと見て、午前1時を回ったら薬が効いたのか(ただいま体調不調中)すぐに眠くなってしまって、あっさり寝てしまった。日本の正月の厳かな感じは……ない。でも、最近元旦でも営業しているお店は多いし、10年ぐらい前に比べたら新年の特別感はずいぶん薄れてるよね。
そんなわけでまあ、あっさり始まった2006年ですが、新しい年を迎えられたのはうれしいこと。今年もクボマガをどうかよろしく。