インテリアの最近のブログ記事

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書店で発売中!インテリアの実例がいっぱい

(*ベルリンのお店やライフスタイルに関しては、在ベルリンガイドの松永さんとの共同ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」をぜひご覧ください。バリバリ書いてます)


 いやー、もう6月ですね。毎日があっという間で、びっくりします。

 さて『PLUS 1 Living(プラスワンリビング)』No.87 Summer2014号(主婦の友社)が現在発売中です。

 なんとこの号から新連載「From Berlin フリマメイドのインテリア」が始まりましたーーー!!!

 本当にうれしいです。
 前号まではベルリンの拙宅をDIYで自分好みに作り上げる連載「ベルリン暮らしのプラスワンDIY」を担当しておりましたが、それが予定通り完結し、もうインテリア連載は書けないかと思っていました。
 それが、新たなテーマでスタートできることになり、それが決まったときは部屋でひとり「おぉ〜っ!」と叫びましたよ。

 記念すべき1回目は、アンティークの薬瓶を一輪挿しに見立ててっつかってみました。私がやっているヴィンテージ雑貨ネットショップアムゼル(現在お休み中でごめんなさい。なるべく早く再開したいと思っています)で扱っている商品です。私自身もこの瓶が好きで、家でよくこうして使っているんですよ。


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アンティークの薬瓶。絵になります

 古い品は、それ自体に独特の雰囲気があるから、絵になるのだと思います。この連載では、そうした古い品(でも高価でなく、気軽に使えるもの)を日々の暮らしに取り入れる例をご紹介していきます。ベルリンのフリマ情報もお伝えしますよ。

 また、同誌でこれまでも担当している「世界のインテリアTOPICS」では、これからも引き続きベルリンを担当いたします!
 季刊インテリア誌『PLUS 1 Living(プラスワンリビング)』、どうかよろしくお願いします!

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これが元々の椅子

 一時帰国前に寝室の壁紙を貼っていたときのこと。
 床に新聞紙を広げていたので、ベッド前に敷いていた小さな敷物を何気なく椅子に置いてみた。

 すると、何でもない椅子が急にかわいく、心地よさそうな感じになったのよ。こんなふうに。

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ふわふわで気持ちよさそう〜

 「あれ、この感じ、どこかで見たような......」と思ったら、これって『レトロミックス・ライフ』で取材したスタイルだ。

 本書では、椅子にファーをかけている人が多数登場。ファーがあると見た目にも座った感触も心地いい。
 簡単にできるのもいいところ。普通の椅子も、ファー効果でいい感じ。

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壁紙に合わせてランプシェードも藤色に。今度はランプの脚を白くしたい

 久々の「新居インテリア」シリーズ。私が今のアパートに入居してからコツコツと内装に手を加えている内容を紹介するシリーズです。
 これをまとめてご覧いただくには、右側にある「検索」の欄に「新居インテリア」と入力してボタンを押してください。一連の記事が出てきます。

 入居以来ずっと夢見ていたことのひとつが、寝室に壁紙を貼ること。私の寝室は天井、壁、床すべてが真っ白で、質感のせいもあり、すごく冷たい印象だった。

 寝室では、ゆったりと穏やかな気持ちになりたい。だから派手な色・柄は使いたくなかったけど、どこも真っ白では冷たすぎる。
 もっと静かで、でも温かい雰囲気にしたかった。

 だから、壁紙を貼りたいと思っていた。

 貼る壁紙は、私の中では決まっていた。私の大好きなシルクスクリーン作家のビルギットさんの壁紙

 ビルギットさんの作品は、1枚1枚すべて手刷り。繊細で温かくて、とても存在感がある。私は作品を一目見たときから、その世界に引き込まれていた。ビルギットさんの壁紙を寝室に貼ったら、自分のイメージ通りになるだろうと思っていた。
 迷いはなかった。

 入居して1年以上経ち、他の部屋が徐々に整ってきたので、いよいよ寝室に手を付けることにした。

 壁紙を貼るのは初めて。共著『ウォールペーパー・インテリアレッスン』(グラフィック社)で、壁紙貼りのプロセスを取材したことはあるけど、自分では貼ったことがなかった。

 もし自分で貼ったら、私の書く原稿にもっと説得力が出るんじゃないか。経験したからこそわかる視点が備わるはずだ、という思いもあった。
 海外インテリアの本はたくさんある。写真を眺めるならどの本も素敵。それに加えて、自分は説得力のある原稿を書きたい。だから自分でも経験したかった。
 それも、壁紙を貼りたかった一つの理由。

 果たして実践してみると、見るのとやるのでは大違い。

 私の寝室は塗り壁になっていて、表面に凹凸がある。壁紙の下地はフラットな状態が理想。でも、自分で平らに塗るのは至難の業。

 だから、下地用の白い壁紙を貼ることにした。
 ところがこれが大問題。糊を塗った壁面に壁紙を貼ったところ、紙が湿って表面がウネウネに波打ってしまった。

 大丈夫なの、これ? と心配になり、数枚貼っただけで様子見。
 幸い翌日には乾燥して、うねりも取れた。

 安心して残りも貼ったら、今度は乾燥してもしわになって取れない。失敗。がっかりした。仕方なく剥離剤を使って、下地壁紙をはがした。
 そんなわけで、大幅に時間がかかってしまった。

 なんとか下地を終え、いよいよビルギットさんの壁紙を貼ることになったのは作業開始後数日経ってから。

 ビルギットさんの壁紙はフリース製で、紙製の下地壁紙より貼りやすかった。
 それでも貼った直後にはうねりが出てしまい、祈るような気持ちで窓を全開にして乾燥させた。
 だって失敗できないもの、余分がないんだから。壁紙は受注制作だから、失敗して足りなくなったら、また依頼しなくてはならない。

 私がDIY師匠と呼ばせてもらっている友人の助けを借りながら、なんとか最後の1枚を貼り終え(それは彼女の手による物だけど)、それが乾いてきれいな状態になったのを見た時は、心底うれしかった。

 夜になり、寝室の壁紙をぼーっと見ていた。静かで温かな部屋。自然に笑みがこぼれてきた。
 
 壁紙を貼ったら、こんなにしあわせな気持ちになれる。しかも自分でやったからすごく思い入れがある。
 毎朝、毎晩、しあわせな気持ちで過ごせて本当にうれしい。

 インテリアは、人をしあわせにする。

 この壁紙貼りの様子は、プロセス写真付きで5月発売の『PLUS1 LIVING プラスワンリビング』(主婦の友社)の連載「ベルリン暮らしのプラスワンDIY」にて詳しくご紹介します。
 ここに書いていないことも書きますので、どうかご覧ください。
 発売時には、またお知らせします。待っていてください。
 

衣食住の順番

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自分にとって心地いい環境づくり

 ベルリンに好んで住み続けている日本人は、ここが好きだからそうしているわけで、価値観が似たような人たちが自然と集まっているような気がする。

 今日も日本人の友人と話していて「衣食住で大事な順番は?」となったときに、彼女も私も「住>食>衣」の順番だった。

 「住」と「食」の間はそんなに差がなくて、ほぼ同じぐらい。で、ダントツで「衣」が最下位。服に関しては、2人ともかなりどうでもよくなっていた。

 日本にいた頃は違ったよね、と。たぶんそのまま日本(東京)で暮らしていたら、衣>食>住と、今とはまったく逆の優先順位だったんじゃないかな。

 価値観は環境に左右される。ベルリンでは、東京に比べたらはるかに安い家賃で広いアパートが借りられる。だからこうなった。
 
 でも「住」が大事といっても、決して高価な家具を買っているわけではない。人から譲ってもらったり、蚤の市で見つけてきた家具を集めながら、徐々に自分のイメージに近づけていく。自分でできることは自分でやる。
 だから、すごくスローテンポ。年単位で考えていたりする。

 そういう過ごし方は、日本から見たら貧乏くさいと思われるのかもしれない。
 でもベルリンに来て、豊かな暮らしとはこういうことを指すんじゃないかと思うようになった。少なくとも私は、こういうのが豊かだと思う。

 住まいは、生きる上での基本。
 食も体を作るから、生きる上での基本。
 着る物は、基本があった上での楽しみかな。

 日本の住環境がベルリンとは違っても、身の回りを整えて自分の好きなイメージに近づけていくことはできる。

 私はこれまで「インテリアとは室内を飾り立てるものではなく、自分が気持ちよく過ごせるように整えること」と折に触れ書いてきた。住まいが自分にとって心地いいと、気持ちいい循環が生まれる気がするんだよね。

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昔の人の知恵ね

 前回に続いて、キッチンの話。
 ベルリンにはアルトバウと呼ばれる、1900年前後に造られた建物が多い。もちろん内装は時代によって変わり続けているんだけど、所々に昔の名残が感じられる部分が残っていたりする。

 たとえば、アルトバウは壁が厚いので(建物は重厚なレンガ造り)、壁の厚みによって、窓と内側の壁との間に20cmぐらいの幅がある。

 キッチンの窓の下には、その幅を利用した収納庫がある。上の写真では、木の扉の内側部分がそのスペース。
 昔はここに、ジャガイモとかを保存していたらしい。外壁に面してるから比較的冷温で、まだ冷蔵庫がなかった時代には保存に適していたスペースだったんだって。

 わが家にはこの窓際収納庫はなくて、その場所には暖房が備え付けられている。私はそれほど大量の食糧を備蓄しなくてもいいから、この収納庫がなくても別に不便ではない。

 でも、この収納庫がまだ残っているアパートもある。こういう部分があると身近な歴史を感じられて、ちょっとうれしくなるんだ。

2016年10月

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