日々雑感の最近のブログ記事

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2017年へ


(*ベルリンのお店やライフスタイルに関しては、在ベルリンガイドの松永さんとの共同ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」をぜひご覧ください。バリバリ書いてます)


 新年あけましておめでとうございます。
 
 私は全然目標指向型ではなくて、その時々になんとなく気になること、好きなことをやっているうちに自然に道ができている、というタイプです。

 だから「今年は何をするんですか?」と聞かれても「いや〜、何をするんでしょうねぇ」というふざけたような返事しかできないんですが、それが正直な気持ちです。

 2017年が終わる頃、きっとその答えは出ているんでしょうね。自分でも楽しみ、かな。

 私の書くテーマは、おもにライフスタイルです。人が何を考え、どんなふうに暮らしているかが私の興味の対象です。そしてそれは深刻な政治の話ではなく、どちらかといえば気楽で楽しい世界です。

 こうしたテーマで書き続けることができるのも、多くの国々が平和だからに他ならないでしょう。これからも、それが続けられるような世界であってほしいですし、そのためには一人ひとりの努力が必要なのだと思います。

 なんだか大それたようなことを書いているようですが、
「自分の半径3mのしあわせは、世界とつながっている」
と、常々思っているのでね。

 いっぱい見て、書いて、いっぱい伝えられるような年になるように。

 本年もどうかよろしくお願いします。 


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今年行ったシュプレーヴァルトのクリスマスマーケット


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 11月末からクリスマスまで毎日一日もかかさずにクリスマスマーケットの取材をしていた昨年とは打って変わって、今年は落ち着いた日を送っていました。

 そんな矢先に、先日ベルリンのクリスマスマーケットの一つでテロ事件が起きました。
 この件については事件の翌日にクーリエ・ジャポンに寄稿しましたので、よろしければご覧ください。→【緊急レポート】それでもベルリンの日常は進む──クリスマスマーケットテロ事件から1日経ったベルリンのいま


 私はテロはどこで起きてもおかしくないと思っているので、特に驚きはありませんでしたし、これによってベルリンが危険になったとも思ってはいません。
 街はいつもどおりです。事件が起きた広場も、3日後の22日にはクリスマスマーケットが再開しました。今日24日に再び訪れましたが(事件翌日に記事を書くために現場に行きました)、事件があったのが嘘のようでした。でも広場のところどころにある花やキャンドルが、嘘ではないことを語っています。


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事件が起きたブライトシャイド広場


 クーリエ・ジャポンにも書いたとおり、この件によって難民・移民への偏見が助長されないことを願います。

 いま私は好きなことができる環境にあります。暖かい家があり、食べ物にも困らない。でも世界を見渡せば、そうでない地域はあるのだということを忘れないでいたいです。

 メリー・クリスマス。


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緑のリセット

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こういうところが街のあちこちにあるの

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 お元気でしたか。
 またしても久々の更新になってしまいました。
 これじゃ月刊どころか季刊ペースになってしまう。「書かなきゃ」って思ってるんですけどね、ずっと。

 ***

 気分的には昨年末からずっと走り続けてきて、ようやく5月あたりから少し落ち着いてきた感じ。

 数年前からか、1冊の本を書き終えたり、忙しさから抜け出たときに、ちょっと気分が落ちるなぁという自覚を持つようになった。
 仕事を通して、自分の力不足を痛感して、いつまでたっても何かに追いつかないような、そんな感じ。最近も、ちょっとそんな気分だった。
 落ちているくらいなら、さっさと努力すればいいんだけどね。

 終日机に向かっているのは体によくないから、せめて30分か1時間ぐらいは散歩をするようにしている。

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アパートは、東ドイツ時代に建てられたプレハブアパート。これで午後8時ぐらい。


 この点で、ベルリンは本当にいい。だって、至るところに広大な公園が広がっているんだもの。

 20分ぐらい歩けば、たちまち緑の別世界。木々のざわめきや小鳥のさえずりを聞きながら、ただひたすらに歩いていると、心がほどけていく気がする。いつの間にか、新しいアイディアや文章が湧いてくる。

 体と脳は結びついているんだよね。片方しか使わないと、もう片方もさび付いてしまう。

「考え事をするなら森へ行け」と、ドイツ人からよく言われた。本当にその通りだと思う。ここには、それができる環境がある。

 できるだけ毎日、緑のリセットをしていこう。

 ***

 ブログはそこそこ内容のあることを書こうと思うあまり、なかなか更新できなくなっていますが、日々のつぶやきや仕事のお知らせは、以下のSNSでかなり頻繁に書いています。最近ようやくインスタグラムも始めました。よろしければご覧ください。

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歴史、風土、建物の内部構造、バラバラな知識があるときつながって「わかった」と思える


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 「理解した」という感覚を持てることが、私には非常に少ない。数年に1回ぐらいか、もっと少ないかも。わかっていると思えることは、ほんのひと握り。だからこの世は、自分にとってわからないことだらけ。

 知っていることと、わかることは全然違う。例えば本を読んだりして何かを知ったとしても、わかったとは思えない。ただ、知っただけ。

 たいがいのことは、知っているだけで終わってしまう。でもごくたまに、急に「わかった」と思える瞬間が訪れることがある。

 そういうときは、バラバラだった知識が急につながったとき。頭でだけ知っていたことが、実際に見たり体験することをきっかけに統合されて「わかった」と思えることが多いかも。瞬時にそう思えなくても、体験を重ねることで、気づいたら理解していたということもある。

 『かわいいドイツに、会いに行く』(清流出版)を書いたとき、これまでにない難しさがあった。それは、私が「わかっている」と思える事柄が少なかったから。
 これまで書いてきたのは、ベルリンのインテリアやお店、街のこと。それについては長いこと取材を重ねてきたので、自分の中で確かな感覚がある。
 でも今回取り上げたのは、ドイツの伝統的なもの。もちろん取材によって得た知識はあるけど、自分で伝統品を制作しているわけじゃない。だから「わかった」という感覚がなかなか得られなかった。

 あと難しかった点は、取材で得た知識と自分の得た印象を、どういうバランスで書くべきかということ。知識だけだと教科書のようで無味乾燥になりそうだし、かといって私の印象だけだと読む人にとって意味ないでしょ。

 そんなわけで、書いている間はかなり苦しかった。

 でも書いている間に、何かを理解したときに訪れる「あぁっ!」という瞬間もあってね。そうした事柄に関しては、わかりやすく書けたんじゃないかなとも思える。
 この本を書くことで、それまでわからなくてほったらかしだった事柄も調べ(ざるを得なかっ)た。無精な私には、ありがたい機会だった。

 何かを「わかった」と思える瞬間って、楽しい。モヤモヤと立ちこめていた霧がすぅーっと晴れる感じ。バラバラに散乱していた細切れの知識が、ひとつにつながって腑に落ちる。
 「かわいいドイツ」という入り口から、「わかった」と思える瞬間まで少しだけたどり着けたかな。いや、まだまだだろうな。

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ここ数回は、パリ・CDG空港での乗り継ぎも超スムーズ! ほっ


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 なんだか実は、3月上旬から一時帰国して、またベルリンに戻って、いつも通りの生活が始まったところです。

 こうしてベルリンで暮らしていられるのは、周囲に恵まれているからだといつも思っているけれど、今回の一時帰国ではそれを再認識することになったな。

 私がベルリンに来たのは、2002年。当時は、自分のことしか考えていなくて、余裕がなくて、ただただできることをやってた、そんな感じ。

 で、余裕がないのは今もおんなじなんだけど、確実に月日だけは経っていて、周囲の環境は変わってる。
 それはここ数年でぼんやり感じていたんだけど、今回の一時帰国で明確に意識した。いろいろと心積もりをし始める頃なのかも。

 とはいえ、今回も東京に1ヵ月ほどいただけで、その人の多さとテンポにすっかりくたびれてしまったので、やっぱり環境が許す限りはベルリンにいたい。
 どうやったら、東京でもベルリンのようなゆったりとした気持ちで暮らしていけるんだろう。それとも、自分にはもう、東京の生活は難しいのかな。
 このテーマ、ずっと考えていて、答えが出ない。


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