慣れないガス台

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 引っ越してからちょうど1週間が経つ。とはいえ、月末は比較的忙しいことと、マック故障騒ぎがあって、まだちっとも落ち着いていない状態。部屋にはまだダンボールが転がっている。
 そもそもこれまで私はWG(ヴェーゲー=ルームシェア)をしていたから、共同部分(キッチンとバスルーム)の収納家具というのを一切持っていないのだった。まずはそれを買わないと、このダンボールの中身は行き場所がない。そうは思っても、気に入らないものを妥協して買いたくなかったり、仕事の締め切りで出かけられなかったりで、今日まで至っている。

 でも、自炊だけは限られた食器と調理道具でスタートさせた。だって、外食ばかりじゃ経済的にも栄養的にもよくないじゃない。
 ところがここで初体験。今度の家ってガスコンロなのよ。これまで私はずーっと電気プレートのコンロばかりだったので、ガスは初めて。ドイツ人はけっこう「ガスのほうが調理には向いてるよ」というし、確かに炒め物なんかでは私もそう思うけど、電気は電気で便利なこともあったのよ。
 たとえば、電気プレートはスイッチをオフにしても、かなりの間熱を持ち続けている。だから、煮物とか、ゆでるときとかは、少し早めにスイッチを切って、余熱で温める省エネクッキングが簡単にできたのだ。ガス漏れの心配もないし。

 しかし、それより何より大変なのは、ドイツのガスコンロは点火するときにマッチで火をつけなきゃいけないこと。それは、人の家にお邪魔したときに見てたから知ってたけど、いざ自分でやってみると、これがかなりめんどくさい。スイッチをひねってガスを出したら、そこにマッチの火を近づけてようやく点火。しかも2つか3つ同時に点火したいときは(うちのコンロは3口ある)1本のマッチじゃもたないから、何本もつけるはめになる。これじゃあ、マッチが何本あっても足りないよー。私はめんどくさいのが何より嫌いなんだ。日本じゃあ、ただスイッチをひねるだけなのになあ......。
 ドイツにいると、何気に前時代的だなあと思うことがよくある。

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こんにちは。
マッチでつけるガス台。
昔、おんぼろ都営住宅に住んでた友人の家で始めて使いました。
怖くてマッチ何本も無駄にしたなー。

去年、アムスでもそのキッチンでした。
やっぱりマッチは何本も無駄にしました。

なんか、昔式のせいか、火にはものすごく気を遣ったような。。

アムスのガスコンロもマッチが必要なのかあ。
まあね、チャッカマン(と同様のもの)はドイツにもあるので、それを買えばいいんだけどさ。
それにしても、マッチなしで火がつくようにすることぐらい、たいした技術は必要ないだろうに、なんでこうも不便なままにしてるんだと思うよ。

2022年11月

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