2006年10月アーカイブ

さらば登亭

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 登亭は、知る人ぞ知る西荻の揚げ物屋だ。いろんなメニューがあるのだが、何を頼んでもたいがい同じ内容のものが盛り合されてくる。そして、人や日によってその量にかなりの差があるというのが、この店の売り物になっている。
 こう書くと、なんだか感じ悪く聞こえるかもしれないけど、店のおやじさんのキャラクターでみんなからとても愛されているのだ。私も好きで、日本に帰るたびに行ってしまう。

 その店が、今年いっぱいで閉まることになったという。おやじさんが歳をとって物忘れがひどくなってきたからというのが理由らしい。
 これは今回行かないと、きっともう2度と行けない。そう思って行ってきた。

 久しぶりの登亭。チキンサラダ盛り合わせを注文。連れはハンバーグを注文。はたして皿に乗っかってきたのは、どちらもハンバーグ、チキンサラダ、カツ、生野菜そしてなんとエビフライも! エビフライがきたのは当たりだった。
 でも、おやじさんはもう1人では仕事ができなくなっているようで、仕切っていたのは奥さんだった。仕事で間違うたび「ボケちゃってね~」を連発するおやじさんを見ていたら切なくなった。

 きっとこれがラスト登亭。でも行けてよかった。

アイメイクの欧米化

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今回の一時帰国はいつもよりも少し間があいていたせいか、「変わったな」と感じることがいくつかあった。
 そのひとつがアイメイク。欧米人のように、目の周りをアイラインで上下きっちり囲んでいる人が増えた。以前だったら日本人は目の下にはアイラインを入れなかったと思う。下にも入れているとお水っぽいイメージになって嫌という人が多かったはず。
 いつだったか、テレビ番組のメイクアップコーナーで「目の下にもラインを入れます」とメイクアップアーティストが言ったのに対し、「えーっ、下にも?」という反応があった。そのとき私は既にベルリンに住んでいたから、せいぜい2年ぐらい前の話だったと思う。ところが今では、下にもくっきりラインが引かれている。 日本人女性の目って、いったいどこまで大きくなるんだろう。

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 まだ沖縄。
 名物の氷ぜんざいを食べる。これは、金時豆と白玉が入ってる決まりらしい。カキ氷自体を久々に食べたので、非常においしかった。

 ところで、金時豆って、いわゆる小豆とは違うの? 小豆よりは大きいんだよね。でも、同じササゲ属ではないんだろうか。あんこに使うのは小豆だよね。

 でもさ、カキ氷で宇治金時っていうじゃない。あれは金時とはいいながら、金時豆じゃなくてあんこが入っている。あんことは、つまり小豆なわけでしょ。ということは金時豆=小豆?

 わからん。今この場に図鑑もないし。

初シュノーケル

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 およそマリンスポーツとは縁のない私だが、せっかく沖縄に来ているのでシュノーケルに挑戦してみることにした。私は無精者な上に小心者ときているので、新しいことにはめったにしない。今回のようなことは珍しい。今回の旅行の連れが乗り気だったことが大きい。

 シュノーケルはまったく初めてなので、教えてもらうコースに参加。ウェットスーツにライフジャケット、足にはフィンという完全防備で海に入った。
 しかし、最初シュノーケルをちゃんとつけられていなかった私は、息を吸えずにあっぷあっぷしていた。教えてもらうはずのコースだったのに、コーチはどんどん行ってしまうし。結局、連れに教わって、なんとか呼吸できるようになった。

 海の中には、地上とは違うもうひとつの世界があった。これって、ダイビングとかしている人はよく言うけど、本当だったのね、って感じ。なんか、水の中に大地がある、みたいな印象。
 えさを持ったらどんどん魚たちが寄ってきて、食いついてくる。ときどき指までパクパク食いつかれた。水の中に太陽の光が差し込んできてきれいだった。

 今回はシュノーケル教室だったので、ごく浅いところしかいなかったけど、また機会があれば今度はもうちょっと沖合いでやってみたいな。

いま沖縄

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 初の沖縄。あったかいね~。気温も30度近いし、日差しも強い。余裕で泳げる。
 海もきれい。といっても、まだ泳いでいないんだけど。

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 本当にずっと受けたいと思っていたのだ、人間ドック。ベルリンに住んでから健康診断は一度もやってなかった。でも、もうそろそろ体にガタが来る年齢だし、なんといっても心配性だし。すぐ「ガンなんじゃないか。もうすぐ死ぬんじゃないか」とか思っちゃうからさ。

 ようやく今日、念願かなって1日人間ドックを受けた。1日っていうから本当に丸1日かかるのかと思っていたら、検査は午前中で終了。検査後にはイタリアンレストランでのフルコースまでついていてびっくり。

 検査を受けるのって本当に久しぶりだから、何をどうやるのかすっかり忘れていた。これまでやったことのないものもけっこうある。それで、勝手がわからずにもたもたしていたら、「早くしないと、検査終わりませんよー」と怒られた。ごめんなさい。久しぶりなんて舞い上がっちゃって。

 とりあえず現在のところ結果は問題なし。ひとまずほっとした。

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 ベルリンでバウムクーヘンといえばここ、Rabien(ラビーン)。私も以前取材させてもらった有名なコンディトライ(菓子店)で、期間限定で日本の伊勢丹でも扱っていた。日本人のお得意さんもたくさんいるとか。
 そのラビーンのバウムクーヘンを、ドイツから来たお客さんからお土産にもらった。写真はチョコレートがけのバウムクーヘン。

 それと同時に「東京ですっごいソフトなバウムクーヘンが売ってるんだよ」と聞いて、自分で買ったのが東京ばな奈の「しっとりクーヘン」。こちらはプレーン・ばなな・チョコレートの3つのフレーバーが層になっている。ホールもあったけど、食べきる自信がなかったので、ひと口サイズを購入。

 せっかくだから、食べ比べてみることに。東西バウムクーヘン対決だー。

 ラビーンのほうは、しっとりとして重みがある感じ。生地がつまっている。なんか本物感がある。
 片や東京ばな奈のほうは、「しっとりクーヘン」というだけあってしっとりしてるけど......なんていうかラビーンのと比べちゃうと、どうしても軽っちい感じがぬぐえない。別のお菓子って気がする。

 今度対決するときは、大きなメーカーじゃなくて日本のコンディトライでバウムクーヘンを買ってみるか。

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 原宿のキャットストリートを歩いていたら、なんか見慣れた光景に遭遇。ブティックに貼ってあるポスターは、私がベルリンでよく歩いているAlte Schoenhauserstr.(アルテ・シェーンハウザー・シュトラーセ=アルテ・シェーンハウザー通り)の風景だった。
 店に入って聞いてみると、ベルリンのその通りにあるブティック"best shop"と、原宿のショップ"Nid"がお互いの商品をとりかえっこしている企画なんだとか。
 ベルリンファッションも、最近少しずつ日本に紹介されてきている。この企画は11月5日までらしいので、気になる人は見てみたら。

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 きのうまでの1週間、ずっとドイツから来たお客さんの観光案内をしていた。その観光先の一つとして久々に訪れたのが秋葉原。
 秋葉原って、ちょっと見ないうちに駅が新しくなったのね。しかも駅を出たとたんにコスプレの嵐。ドイツ人にとってはそんなもの見たことないから大興奮よ。

 そして、ちょっと道を歩いていると、カメラを構えたオタクの輪が。何かと思ってみたら、その中心にはコスプレの女の子がいた。観察したところによると、被写体になるためにコスプレの女の子がどこからともなく現れて、その子を撮るために男たちが寄ってくる。
 写真を撮っている人たちは、いわゆる典型的なオタクのルックス。なんでみんな同じルックスになるんだろう。おもしろい。彼らは女の子をナンパするわけでもなく、ただ撮るだけ。この距離感がなんとも日本的だなと思った。

 ちなみにドイツにもオタクはいる。「オタク」という言葉がそのままドイツ語になっている。おもしろいことに、ドイツのオタクも雰囲気は一緒なのよ。オタクメンタリティーは国境を越えるのか。

再びアトピーが

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 きのうは広島、今日は京都を回って東京に戻ってきた。久しぶりに関西に行くと、近いようでやっぱり距離があるなあと思う。新幹線でも2時間以上かかるし。
 しかし、連日の外食とハードスケジュールで、アトピーがすっかりぶり返した。空気や水のせいもあるんだろうな。日本でも鍼を試してみようか。

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 きのうから大阪入り。仕事で来ているんだけど、関西観光も兼ねている。でも今日はみっちり仕事だったので、観光するヒマはなし。明日は十数年ぶり(たぶん)に広島へ。

 大阪では"うどんすき"を堪能。ふと思ったんだけど、私、うどんすきを食べたの生まれてはじめてかも。鍋の最後にうどんを入れて食べることはあるけど、それはあくまでも鍋の〆に食べているんであって、うどんすきとは違う。そもそも東京にうどんすきの店とかあったっけ? 思い浮かばない。

ヨガに通う

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 日本に帰ってきたら、なんとうちの家族がヨガを始めていた。そんなことをするタイプではないと思っていたのでちょっと驚くとともに、ヨガが日本にすっかり定着しているんだと実感する。

 私もベルリンで、ほんのお試し程度にやっていた。まだ数回しかやっていないからなんともいえないけど、自分にはよさそうな気がしていた。だから、日本でも一緒にヨガに通ってみることにした。

 そのヨガ教室は1回ごとに参加できるシステムなので、私みたいに一時的にしか日本にいない人でも大丈夫。しかも、ミッドナイトヨガクラスというのもある。これだと夜9時半から始まるから、お勤めの人も通いやすいんじゃない?
 私はきのう、そのミッドナイトヨガクラスに参加。最初は体が硬かったのに、見よう見まねでポーズをとったりするうちに、終わる頃にはすっかりリラックス。終了後は体全体がひとつになった感じで、ゆっくりとしか動けない(ふだんの私の動きは速い)。

 私がベルリンで初めてヨガをやったとき、先生が「ヨガって宗教なんですよ」と、はっきり言った。私にはそれが宗教かどうかはわからないけど、言わんとしていることはわかるような気がする。
 ヨガは体だけじゃなくて、心にも作用する。心と体はひとつ。心、体、自然、宇宙、幸福、健康......そんなキーワードで表せるような世界なんじゃないのか。続けていくうちに、感覚的にわかってくるかもしれない。

 ところでそのミッドナイトヨガクラス、終わるのが夜11時すぎ。それから食べたり飲んだりして、結局家に帰ったのが午前1時過ぎ。まったく、体にいいんだか、悪いんだか。

増え続けるモノ

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 日本に帰るたびに、何気にわが家に新しいモノが増えている。
 今回は電動ミル。これでローストしたてのコーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れると、なんともうまいらしい。
 そのうち部屋の大半が知らないモノで埋まって、自分の家じゃなくなりそうな。

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