
ネットで日本のニュースを見ていたら、赤ちゃんを育てられない親が赤ちゃんをゆだねるロッカー「赤ちゃんポスト」が、日本で初めて熊本で容認される方向らしい。
この是非について私はちゃんと考えたことがないので、ここでとやかく言うことはしないけど、この「赤ちゃんポスト」、実はドイツにはもう前からあるんだよ。いまネットで調べたら、2000年にハンブルクでできたのがドイツで初らしい。
私がまだ日本にいた頃にテレビでこのポストを紹介していて、そのときはすげーと思ったけど、実際にベルリンで本物を見た。写真に写っている右側の窓のところにあるのがそれ。扉には、扉を開けた状態の写真が貼ってあって、赤ちゃんが安全に保護されることがわかる。
この設備は病院の管轄だから、中に入れられた赤ちゃんはちゃんと育ててもらえる。何らかの理由で育児ができない人は、ここに赤ちゃんを入れれば罰せられることはない。
いまちょっとインターネットでこのニュースの反応を見ていたら、どうも「赤ちゃんポスト」って言葉に嫌悪感を抱いている人が多いみたい。でも日本での正式名称は「こうのとりのゆりかご」っていうらしいじゃない。
ドイツでは"Babyklappe(ベイビークラッペ)"という。直訳すると「赤ちゃんのベッド」だね。
中の様子が見たい人は以下のサイト(ドイツ語)で。
http://www.babyklappe.info/
なんか、衝撃的だねぇ。
でも、必要なのかも。
仕事がら、親子をよく見るけど、
親なのに、親になれてない人がいる現実の悲しさ・・・。
そういう人を、ちゃんと親にしてあげたくて、
頑張ってるんだけどねぇ。
ドイツって、すごいな。
たまたま友人にドイツの人がいて、
学校制度の話とか聞くけど、いいなって思う。
海外の子育てって、日本にはない、よい面が色々あるよね。
(日本にも、よさもあるんだろうけど)
そういうの、見て回りたいわ。
ドイツでも、このベイビークラッペに対する
反対意見はあるみたい。
私はドイツの教育制度もけっこう問題があると思ってる。
その国ごとに合った制度がきっとあるよね。
でも教育に関わらず、いいところはどんどん学んでいきたいもんだ。