
日本では馴染みがないけど、ドイツでイースター(ドイツではOstern=オースターンという)は大切な行事。いってみりゃ、日本の盆暮れと並ぶ重要度。
で、今年のイースターの祝日は4月6日(金)、8日(日)、9日(月)。祝日はお店が閉まるので、この時期ドイツに来る人は注意して。
この祝日は毎年変わる。というのは、「春分の日以後の満月のあとの最初の日曜日に祝う」から(辞書より引用)。
確かにカレンダーを見てみると、春分の日が3月21日でしょ。そのあとの最初の満月がきのう4月2日(月)。そのあとの最初の日曜が8日ってわけだ。うん、合ってる、合ってる。
なんで満月の日がわかるかというと、私のスケジュール帳に印がついてるんだよね。いつが満月で、新月で、半月がいつか。ドイツのカレンダーにはけっこう普通についてる。ドイツ人は日本人より月齢をはるかに気にする。そういう自然とか、言い伝えなんかがまだ生き残ってる感じ。
ところでイースターにつきものなのは、ウサギや卵、ニワトリ。どれも生命の象徴だから。この時期ドイツのお店では、どこもウサギや卵グッズ商戦が盛ん。で、ついつい買っちゃったよ、ウサギの菓子パン。
ウサギのパンかわいい!
日本だとだいたいがウサギの顔だけだよ。
たしかに食べ初めの場所考えちゃうね。
私はいまだに「ひよ子」を食べるとき
かわいそうで悩んじゃうよ!
イースター
たまたま今年は4月8日らしいけど、
その日はお釈迦様の生まれた日でもあるね。
何だかおもしろいね。
私は「ひよこ」もやっぱりしっぽから食べちゃうよ。
いきなり顔を食べるのは、なんか残酷な気がしてねー。
お釈迦様のお誕生日もおんなじ日なんだ。
でも、日本ではお釈迦様の誕生日だからって、
盛り上がったりしないね。
キリストの誕生日は盛り上がるのにね。