バナナが食べられる

| コメント(3) | トラックバック(0)
tage20091119.jpg

 これもまた旧東ドイツの話。今月9日は壁崩壊記念の日だったけど、私はその日はドイツ人はテレビの前で記念式典を見るか、式典現場に行くか、とにかく何かしら特別なことをするのかと思っていた。
 たまたまその日の夜に、旧東ドイツ出身の女性と会うことになっていたので、どんな話題が出るかなあと思っていた。

 そしたら、まったく普通の四方山話。壁関係の話をするかと思っていた私は拍子抜け。いつまでたってもそのテーマは出てこない様子だったので、今日は壁崩壊20周年記念でしょ、何かしたのと聞いてみた。
 答えは「別に」。そしてなんと「ほかの外国人の友だちも、同じことを聞いたわ」と言うのだ。そうね、案外私たち外国人の方が盛り上がっていたのかも。

 もっとも、その女性は壁崩壊時は9歳。それじゃあ、あまり感慨もないかも。でも壁が崩壊してから、自由に旅行ができるようになったこと、バナナやオレンジが買えるようになったのがうれしかったと言っていた。

 そういえば別の旧西ドイツ人も「壁崩壊後に、旧東ドイツの人がバナナを買い占めようとしてたので、『なくならないから大丈夫』と止めたこともあった」と話してたっけ。

 どれも今では当たり前のことが、ほんの20年前は不可能だった。そう思うと少し不思議な気もする。

コメント(3)

 こんばんは。先日はありがとうございました。

 もはや、東ドイツの人でもそんなに気にしていないのですね。ちなみに、私の育った所は非常に田舎でしたので、子供の時は、めったにバナナを食べられませんでた。(いつの時代だ?)アイスは食べていましたが。

 ついでに、道も、小1ぐらいの時に、自衛隊が崖っぷちに道を造ってくれて、やっと街まで行けるようになりました。いまから30年ぐらい前に、やっと電気が通った山奥の村、なんてのも日本にはあります。時代は変わる。

こんばんわ!はじめまして!BIBIといいます!
今はベルリンはお昼でしょうか????

今回初めて、久保田さんの「ベルリンの大人の部屋」を購入させていただいて、とっても感動しました!
私はデザインやインテリアとは無縁の生活なのですが・・前から好きではあったので、そういう本を読んだりはしていました。

ちょっと前に、好きになった音楽がドイツのバンドであり、そこからドイツに興味をもちはじめ、食から雑貨や何から何までドイツにはまってしまいました!!

そして出会った、久保田さんの本。
とてもステキなお部屋ばかりで見ていて嬉しくなりました!こういうお部屋にしたい!という部屋がたくさんで困ってしまうほどでした(笑)
とてもステキなドイツの考えの下にできるお部屋なんだな~と素敵に思いました。
そして、本!もう2冊出ているんですね!是非購入させて頂きたいと思います★★

長くなってすみませんでした!
来年、ドイツに旅行に行くのでいまから楽しみです♪

にけさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
壁崩壊がどの程度気になるかは、世代にもよるでしょうね。
もちろん新聞やニュースでは、その話題でもちきりでしたよ。

ところで、自衛隊が崖っぷちに道を造ってくれたとは!
そういうシーンはときどきテレビなどで見ますが、
こういうふうに身近なところで聞くと、俄然真実味が出てきますね。
10年、20年で環境ってガラッと変わるんだなと思います。

そうそう、私はいたって普通の人間ですから。
別に特別な才能にあふれているわけじゃないですよ。
もっとも、そう思っていてくれた方がうれしいかも(?)。


BIBIさん、はじめまして。
『ベルリンの大人の部屋』をご購読いただき、どうもありがとうございます! いや〜、感動してくれたなんて……その言葉に私が感動します!
ドイツにはいいものがたくさんあると思いますが、
インテリアのセンスは太鼓判をおします。
私はこれまで本当にいろいろなお部屋を見せてもらって、
すごく勉強になりました。
ほかの本も、センスのいいインテ

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.kubomaga.com/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/210

2022年11月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

アーカイブ

メールください
info@kubomaga.com