
今日の日曜はもう第4アドベント。それが過ぎたらもうすぐクリスマス。
ドイツのクリスマス菓子は、日本のように24日にクリスマスケーキを食べたりはしない。12月に入った頃から日持ちするケーキや焼き菓子を少しずつ食べるのが習わし。その代表がシュトレンやレープクーヘン。シュトレンは既に日本でもだいぶおなじみかと思うけど、レープクーヘンもけっこうメジャーになってきてるんだってね。
レープクーヘンはスパイスが効いた焼き菓子で、ハードタイプからソフトタイプまで同じレープクーヘンとは思えないほど幅広い種類がある。
でも、いちばん高級なタイプはエリーゼンレープクーヘンと呼ばれている。ナッツの粉末がたっぷり入っていて、しっとりとリッチな味わい。スパイスの風味は好みがあると思うけど、ドイツの寒い冬にこういうお菓子が作られてきたのは、非常に納得がいく(だって今日はマイナス10℃だよ!)。
試してみたいけど、近くでは売っていないという方。現在発売中の『cafe-sweets』106号をご覧ください。レープクーヘンの本場、ニュルンベルク近郊のマイスターがそのレシピを公開してくれています。取材時にパンやお菓子を試食させていただきましたが、どれもおいしかったです。ベルリンにもお店があればなあ。