
ところでみなさま、ドイツ語の勉強ははかどっていらっしゃいますか。ええ、私はまあ......ぼちぼちです。ベルリンでの生活そのものが勉強ということで、ひとつご勘弁ください。
そして今月もNHKテレビのドイツ語テキストが発売になっています。
今月の連載「ベルリンからの小さな旅」は、まさに私の趣味まるだしで行ってまいりました。それが粘土街道にあるフェルテンとマルヴィッツです。
粘土街道の粘土は、陶器の原料となる粘土。その粘土が採れる街道が、ベルリンからすぐ近くを通っているんです。
陶芸と来れば、食器。もう、私、陶磁器に弱いんです。
自分で買うのは本当に好きなものだけだけど(収納スペースに非常に限りがあるため。財力も非常に限りがあるのも大きな理由)、いろいろと見るのはすごく楽しい。
「あー、このカップには一粒チョコを入れてもいいし、こっちは洗いざらしの白いクロスを敷いたら似合いそう」なんて、妄想の世界にエンドレスに浸ってしまいます。
当然、この取材でも妄想に浸っておりました。妄想していた食器は「ヘドヴィッヒ・ボルハーゲン」という陶芸作家の作品です。陶芸作家の彼女の名前がそのままブランド名になっていて、一部の商品(本当に一部だけ)は、日本でも輸入されているので購入できます。
ボルハーゲンの食器は、本当に素朴です。どんな雰囲気かは、テキスト口絵ページに掲載されている写真をご覧ください。
ボルハーゲンの工房のほかに、「ストーブ・陶器博物館」も見学してきました。これも楽しい! ストーブといっても、陶器のタイルでできた芸術作品とも呼べるもの。一見の価値ありです。
詳しくは、ぜひテキストで。そのほかの連載と、もちろんドイツ語のスキットもお楽しみください。
twitter:@kubomaga