ヘドヴィッヒ・ボルハーゲンの食器

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 前回、『NHK テレビでドイツ語』2月号テキストの連載で、「ヘドヴィッヒ・ボルハーゲン」の工房を取材したと書いたけど、この工房は毎月最終水曜日の13時から工房見学ツアーを行っている。その時間に行けば、誰でも参加できる。

 見学ツアーでは、職人さんの案内に従って、作業工程を一通り見て回る。この工房は、一つひとつが本当に手作業。手作業ならなんでもいいとは思わないけど、こういう趣味性の高い品物は手づくりならではの味わいが感じられるのがいい。

 工房では直売コーナーもある。実は私も取材後に買ってしまった。ボルハーゲンの食器はドイツ国内でも取り扱っているところが意外に少ない。
 しかも一部のシリーズしかないので、ほしいものを確実に手に入れるには、この工房直売所で買うのがいちばんだと思う。

 日本にも輸入されていると書いたけど、クリーム×黒のストライプのシリーズ(2月号テキストのP89の商品)のみ。ボルハーゲンの代表的なデザインといえる、青の濃淡ストライプは日本では販売されていない。
 どうしてかな。これは日本では受けないと判断されたんだろうか。

 もっとも、クリーム×黒は黒い色を出すのが難しいらしい。そういう意味で、貴重なシリーズかも。

 私が買ったのはビーネ(ミツバチ)というシリーズ。これは青一色で、名前通り模様がミツバチに見える。シンプルだし、和っぽい印象もある。何よりサイズが大きくて(カップの直径12cm)、常にお茶をがぶ飲みしている私にはもってこい。
 今夜もこれで、お茶をがぶがぶ。

twitter:@kubomaga

コメント(2)

Bollhagen,おっしゃるストライプとか、黒っぽいカップしか見たことがなかったので、新鮮な色味です。
こちらのカップは珈琲もですがお茶が合いそうですね。

うーん、またベルリンへ戻ったら今度は郊外で行きたいところばかりです。

karinさん、
ほかにも小花柄とか、いろいろな種類があるんですよ。
今度いらしたときは、直売所へいかれることをおすすめします。
このビーネのカップは、確かにお茶が似合いますね。
それも緑茶。ブルーの柄に、きれいに映えます。

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