
無事にベルリンに戻りました。この季節のベルリンは1年の中で最も美しいと思う。新緑は目に鮮やかだし、小鳥はさえずる。
東京は私の故郷だし、好きだけれど、この「いるだけでほっとする感」は、ベルリンでないと感じない。これはきっと、緑の多さと人口密度の低さによるところが大きいと思う。
ベルリンへの帰路はスカンジナビア航空(SAS)で。今回このエアラインに初めて乗った。
往路も当然SASで予約していたんだけど、4月18日付けのこのコーナーにも書いたとおり、マシントラブルでドタキャンになり、急遽ルフトハンザで帰ってきたもんだから。
初めてのSASは、サービス面では特筆すべきものは、私にとってはなかった。
アルコールサービスは食事時のみ無料でそれ以外は有料とか、客室乗務員の対応も(たまたまかもしれないけど)素っ気ない。日本人の客室乗務員でもそう。機内食もごく普通だった。
映画のラインナップも特に観たいものがなかったし、日本発の便にもかかわらず日本語に対応している作品がわずか。
全体的に、非常にコストを重視しているのが感じられる。
でも、その代わり安い。私が今回の航空券を予約したときは、どの航空会社もこれまでになく値段が高くてびっくりした。その中でSAS が安かったから、今回初めて利用した。
だから、値段重視でサービスにはさほど期待しないというのならいいと思う。そもそも、エコノミーの安い席を予約しておきながら、サービスに期待する方が間違いなのかもしれないし。
でも、航空会社ごとに特色があって、選択肢があるのはいいことだ。値段重視、サービス重視、利便性重視、各人にとって優先順位が異なるから、自分に合った会社を選べばいい。
選択肢がある状況というのは、しあわせなことだ。
私が個人的によいと思っているのは、KLMオランダ航空。食事は気が利いているし、2回の食事の合間にアイスクリームかカップヌードルをサービスしてくれるのもいい(今でも続いていればだけど)。
それ以外にも、頻繁に席まで飲み物を持ってきてくれるし、その種類も水やジュースなど複数ある。
全体的に、努力している感がある。
さらにオランダのスキポール空港もとてもいい。この空港に来ると、利用客に楽しんでほしい、オランダを知ってほしい、というようなホスピタリティを感じる。
空港で言えば、コペンハーゲン空港もよかった。建築も内装もきれい。ショップも多くて楽しい。
ただ、買い物をするとおつりがデンマーククローネで来るのが難だ。カードを使ったほうがいい。
オランダ航空とスキポール空港からは、本当にホスピタリティを感じる。だから支持したい。ってことは、多少料金が高くても、やっぱりKLMを利用すべきなんだろうなあ。
ま、エコノミーの安い席しか買わない私が、サービスについていちいち語るのも、おこがましいことなんだけど。
twitter:@kubomaga
私も昨年SASを使いました。理由は安かったから(笑)。
で、帰りの便で火山灰で飛行機が止まる騒動にちょうどひっかかってしまったのですが、SASはそのせいで発生した延長滞在費・食費などを、上限はあるものの補償してくれました。
「天災だから補償ナシ」という航空会社もあったと思うので、対応はいいほうだったんじゃないかなあ。
SASの回し者でも何でもないですが、補償がありがたかったので、一応フォローでした(笑)。
いつもANA派の我が家
今回久しぶりにSQ使ってみたら、結構よかったよ
機内ドリンクに「シンガポールスリング」があるのはさすが
(甘いけど)
それより、シンガポール空港が素晴らしい
日記にも書いたけど、パソコンが何台もおいてありネットがただ
それどころか映画からゲームからバタフライガーデンから市内電話まで
みんなフリー
変な時間についても寝転がれるソファーも多々
足のマッサージ器もただ
さすがはアジアのハブ空港!
ヨーロッパ線だとそうとう時間はかかるけど
アジアにいらっしゃる際は一度お試しを!
みづさん、
なるほど、火山災害の際も補償してくれたとは、
SASの株も上がりますね。
私もなんだかんだ言って、その安さで
次回のフライトもSASを選んでしまうかもしれませんよ…。
森玉さん、
シンガポールは行ったことがないんですけど、
経済政策とか興味がありますね。
シンガポール空港って、アジアのハブ空港なんですか。
そういう戦略も、日本は見習わないといけないんじゃないかと
思うんですよねー。
今回お会いできなかったですけど(GWをはさむと忙しくてダメですね)、
次回秋頃に一時帰国の予定なので、そのときはお会いしたいですね。
シンガポールスリングでも飲みに行きますか。