エスプレッソは都市度のバロメーターか

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 昨年以来、ドイツの地方都市に出かけることが多い。ベルリンが好きで、「ドイツならベルリン以外に住むことは考えられない」と常日頃から公言している私だけど、旅行で訪れたい魅力的な町はたくさんある。

 で、ドイツ国内をあちこち回るうちになんとなく気がついたのは、カフェのエスプレッソ(たいがいカプチーノとして飲むけど)に対する不満。地方では、おいしいエスプレッソに巡り会わないんだ、どういうわけか。
 まあ、カフェ取材が目的で行っているわけではないので、単に私が知らないだけで、どこかにいいカフェはあるのかもしれない。でも、ベルリンはここ数年でエスプレッソがおいしいカフェが急増しているし、お客さんの舌も肥えてきている気がする。
 地方だと、たとえ経済的に豊かな都市でも、おいしいエスプレッソに出合わない。この感覚が本当かどうか、今度地方に行くときに、事前においしいカフェをチェックしておくか。

 きっとこれは、都市の貧富にはあまり関係がないんだろうな。それよりも、都市の規模や、どの程度インターナショナルか、とかいう問題なのかも。
 ベルリンのようなインナーナショナルな都市では、本来ドイツのものではないエスプレッソも入って来やすいし、レベルも上がりそう。価値がわかるお客さんも多い。

 ただし、ドイツのドリップコーヒー(フィルターコーヒー)はおいしいと思う。これはエスプレッソとは別物。だから、地方都市のカフェではドリップコーヒーを飲むのが正解かも。

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