これはもうあちこちで何回も書いているけど、ドイツで「アイスコーヒー」を頼んだら、冷たいコーヒーの上にバニラアイスクリームやホイップクリームがのっかった、いわゆる「コーヒーフロート」が出てくる(ちなみにウィーンでも同じだった)。
いわゆる日本のアイスコーヒーは、これまでドイツではまずなかった(日本人街のデュッセルドルフにはあったようだけど)。だからどんなものかを知っている人は少ない。
ドイツに限らずヨーロッパは保守的傾向が強いと思うので、日本のように誰かが新商品を仕掛けて、それが急激に流行り、あっという間に廃るということは少ない。日本の人によく「ベルリンでは今、何が流行り?」と聞かれるけど、それってけっこう困る質問だったりする。
でもベルリンは340万人以上の都市だし、外国人も多いから、新商品が入ってくる余地がある。
この夏のニューフェイスは、いわゆる日本の「アイスコーヒー」がその一つと言えるんじゃないかと思う。
ベルリンのカフェでは圧倒的にカプチーノやラテ・マキアートなどのエスプレッソ系が主流だけど、ここ数年は豆のクオリティにこだわった、ドリップコーヒーを提供する店もぼちぼち出てきている。そういうお店が、日本版「アイスコーヒー」を出し始めた。待ってました!という感じ。
たとえば日本のアンティーク&小さなカフェの「えにし」。カフェスペースは小さいけど、コーヒーは本格派。ペーパーフィルターで淹れたドリップコーヒーも飲める。ここのアイスコーヒーは、挽いたコーヒーに水を1滴ずつ落として抽出した水出しコーヒー。氷もちゃんとコーヒーでできている。
一方、ドリップコーヒーを氷の中に注いで急冷させて作っているのは、The Barnやcafe CK。どちらもハリオの製品を使っている。余談だけど、ハリオ製品はコーヒーにこだわるカフェの間で超人気。
本当に暑い日は、アイスクリーム入りよりも、日本式「アイスコーヒー」のほうがキリッとしていておいしい。ベルリン、明日までは暑いみたいなので、夏の終わりを日本式「アイスコーヒー」で締めくくるのもいいかも。
twitter:@kubomaga
きょうberlinerkaffeeröstreiいったのー。latteが3,7ユーロだった。値上げですって。びっくりよ。スタバですか。とおもったほど。しかも今回はかっこよくてやさしかった南米出身のバリスタじゃなくてあんましうまくなかった。前はおいしい、とおもったんだけどなあ。明日はthe barnにいこうかなあ、とおもった1日ですた。
めぐちゃん、
あそこはいいけど、高いのよー。
まあ、一等地だし高級店なので、それに見合った値段なのかもしれないけど。
The Barnはおすすめよ。最近のコーヒーの傾向で、わりと酸味の強い味だったけど(ドリップコーヒー)。
The Barnでアイスコーヒーを頼んだら、アイスコーヒーが
どんなものか知っているかと聞かれた。アイスクリーム入りかと思う人も多いのかも。
ドイツではまだまだ知られていないよね、日本式アイスコーヒー。
そういえばこの前うちの店で、初めて
「いわゆる日本のアイスカフェラテ
(=グラスいっぱいの氷+熱々エスプレッソ+冷たい牛乳)」を
頼んだドイツ人の女の子がいました。
しかも、最初に「カプチーノに氷入れたやつできる?」と
聞かれたので何のことだかさっぱりわからず、しばらく問答が続きました(^^;)
甘くない飲料が定番化していくのは、ドイツ人の
健康のためにもよいことで。これは歓迎ですね♪
松永さん、こんにちは。
上の3番目にある写真がまさに「アイスカプチーノ」です。
コーヒーにこだわっているカフェに行って、
「アイスカプチーノできる?」と聞いたら
「冷たいミルクと氷を入れたやつ?」と聞かれ
「そうそう」というやりとりで、上記のものが出てきました。
冷たいドリンクのバリエーションがドイツは少ないから、
広がっていってほしです。
来夏には、もっと一般化しているといいな〜と思います。