すみません、お知らせが遅れに遅れてしまいましたが、NHK『テレビでドイツ語』8月号テキストが発売中です。
連載「南ドイツの小さな町」、今月の旅行先はヴァイル・アム・ラインです。
デザインに興味のある人なら、もしかしてこの町の名を聞いたことがあるかもしれません。ここには数々のデザイナーズ家具を製造しているヴィトラ社の生産拠点があるんです。
「ヴィトラ社って、スイスの会社じゃなかったっけ?」と思われた方、はいその通りです。
ヴァイル・アム・ラインはドイツですが、目と鼻の先がスイス、橋を渡ればフランスと、まさに三カ国の国境沿いに位置しています。ヴィトラ社の生産拠点があるのは、ドイツ領であるヴァイル・アム・ラインというわけです。
この生産拠点地は、広大な敷地内に工場、ショールーム&ショップ、会議場、消防署などが点在していて、そのどれもが著名な建築家によるもの。拠点全体は「ヴィトラ・キャンパス」と呼ばれていて、ガイドツアーで見学できます。
建築やデザインが好きな人には、ぜひ訪れてほしい町です。
そのほか、市内散策にもすっごく楽しい仕掛けがちらばっているんですが......あんまり詳しく書くと記事を読む楽しみがなくなってしまうので、ご紹介はこの辺で。この先は、どうかテキストでお楽しみください!
twitter:@kubomaga