もみの木市はこんな感じ
クリスマスまで秒読み。日本ではもう23日になっているから、明日はイブ。
今日辺りはもう、ベルリン市内もけっこう空いてきた。ドイツ人にとってのクリスマスは、日本人にとっての正月三が日のようなもの。みんな実家へ帰って家族水入らずで過ごす、親戚と会う。そういう時間。
ベルリンには、全国あちこちからやって来ている人が多いから、このぐらいになるとみんな郷へ帰っていく。東京も三が日はガラガラでしょ? それと同じ。
そろそろこの辺になってくると、クリスマスツリー用のもみの木を買わないといけない。そう、本物のもみの木。
そのために、クリスマス前になると、もみの木市があちこちに出現する。形がいいのを物色して、選んだもみの木を専用の機械ですっぽりとネットにくるんでもらう(どうでもいいけど、この「ネットすっぽり状態」のもみの木を見て、頭から顔にストッキングをかぶった人の絵が浮かぶのは私だけ?)。そのネット入りもみの木を担いだり、車の屋根に乗せて持って帰る。あとは自宅で飾り付け。
ネットですっぽり
ちょうどきのうの新聞に出てたけど、今年はこれまで以上にもみの木(とそれに似た針葉樹)の売れ行きがいいらしい。
例年ドイツでは約2800万本のツリー用の木が売れるらしいけど、今年は約2900万本売れたらしい。金額にすると6億9900万ユーロとか。
私は一人暮らしだから、もみの木を買ったことはないけど、けっこう一人でも買っている人いるみたい。だから本数が伸びてるという話。
ドイツ人にとってツリーのないクリスマスなんて、餅のない正月のようなものなのか。