スタンドライト、大活躍

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質感が際立つ〜

 ベルリンのセコハン(ユーズド)ショップで見つけた60年代デンマーク製のスタンドライト。これまでのアパートでも、状況に応じて置く場所を変え活躍していたけど、新居も大活躍中。

 スタンドライト(明かりの向きが変えられるタイプ)やスポットライトは、絵や雑貨など見せたい物をライトアップさせるのにぴったり。
 部屋を直接照らさないから、くつろぎ感も損なわないし。本当に便利。消費電力が気になるなら、電球型蛍光灯にしてもいいし。

 新居では、私がひと目ぼれしたレンガの壁を照らすのに使っている。ライトで照らすとレンガの質感が一層感じられる。どうも私は質感が気になるようで、こういう古いゴツゴツした感じは大好き。

 部屋をいい感じに見せてくれて、いろいろ楽しめるスタンドライト、おすすめ。

コメント(6)

ドイツにも電球型蛍光灯あるんですね?

こんにちは。

スタンドライトやスポットライトは私の部屋でも大活躍中です。
引越しを機に、部屋の照明をがらっとかえました。
向きが色々と変えられると、便利ですよね。
壁を照らしたり、部屋の一部分だけの照明にしてキャンドルを楽しんだり。
やっぱりお部屋は、gemuetlichでなければ。

ホントに、照らし甲斐のある素敵な壁面ですね☆
日本でこの壁のある部屋にはまず住めないですよね...。
ライトもかっこいいです。レトロなマイクにも見えます(笑)

Taizangさん、
「電球型蛍光灯にしてもいいし」というのは、日本の人に向けて書いたつもりだったのですが(クボマガを読んでくださっている方は日本在住の方が多いので)、ドイツにもEnergiesparlampeというのがあります。それが、日本で言う電球型蛍光灯に相当すると思います。
詳しくは、こちらをご覧いただくのがいいかと思います。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1109/27/news007.html

北村さん、
こんにちは。ライトは向きが変えられるタイプがいいですよね!
私が日本にいた頃は、gemuetlichという感覚を体がわかっていなかったんだと思います。日本に帰ったら、日本の家もgemuetlichにしたいです。

松永さん、
このインテリアは、ベルリンにいるからこそできるものでしょうね。
日本に帰ったら日本の美しさを追求したいですね。
そして実は私も、このスタンドライトはマイクスタンドに似ているなーと、最近発見したところでした(笑)。

谷崎潤一郎の「陰影礼賛」って読んだことありますか?
「日本は陰影を大切にする繊細な文化。その点、西欧は何でも煌煌と照らして、
趣がない」みたいな主旨の随筆です。(おおざっぱなまとめ!)

日本にいるときに読んで「ふ〜ん、そうなんだ。確かにアメリカ映画とか
パーッと明るい印象だし」なんて思ってたんですが、
英国、ドイツと暮らしてみて、「谷崎、まちがってね?」と思うように
なりました。(偉そう…笑)

だって、ドイツ人って間接照明好きですよね。
人を招いて自宅でディナーってときとか、必ず全体の電気は消して
間接照明にして、キャンドルとか置いたりしませんか?
英国もそうです。

日本だと、その点、そこまで暗くするのって、ロマンティックすぎて
恥ずかしくてできないというか。
都会の素敵な欧州料理レストランで恋人とキャンドル・ディナーとかなら
アリかもしれないけど。
和食は「見た目」もすごく大切なので電気は明るくする、というのも
あるのかもしれません。

いずれにしても、ドイツで間接照明を見かけるといつも、
「谷崎、まちがってね?」って思うんです。
まあ、時代の差かもしれませんけどね。
日本は戦後ライフスタイルが大きく変わったし。

みづさん、
「陰翳礼賛」、学生時代に読みました。
たぶん谷崎潤一郎が生きた時代と現代日本では、日本の生活様式がまったく変わってしまったと思うんです。第二次世界大戦が大きな契機ですかね(第一次世界大戦前後のことは調べないとわからないです)。

蛍光灯の歴史も、もちろん密接に関わっているでしょうね。
ちょっとググってみたら、日本で蛍光灯が一般家庭に普及したのは第二次世界大戦以降のようです。昭和の時代に「あかる〜いナショナ〜ル」というCMソングもありましたし、「明るいこと=いいこと」という価値観が生まれたんでしょうね。
でもそれって、実はドイツでも同じだったみたいなんです。30代ぐらいの人が「自分は間接照明が好きだけど、親は明るい照明が好き」というのを、これまで何度も耳にしました。日本もドイツも、敗戦から高度経済成長を迎えましたし。

あとは、西洋人と東洋人の虹彩の違いもあると思います。たぶん、東洋人の方が明るさに対して強いですよね。

みづさんの「暗くするとロマンティックすぎて恥ずかしい」という意見は、とても興味深いです。そういう考え方もあるのかー、と思いました。

私は、間接照明は暗くするというよりも、「必要な場所に必要な明かりを配置する」ことだと思ってます。例えば食卓も、低いペンダントライトや卓上ライトで照らしたりしませんか? 高い位置から一点照明で照らすよりも全体は暗くなりますが、必要な場所はきちんと照らしていると思うんです。

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