私の新刊『ドイツのキッチン・ルール』発売になりました!

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 私の新刊『ドイツのキッチン・ルール』が誠文堂新光社より発売になりました。そろそろ書店に並び始めることだと思います。アマゾンlivedoorBOOKSでは既に販売されています!

 この本では、私がドイツの17軒のお宅を訪問し、キッチンの引き出しや冷蔵庫の中をバンバン見せていただきました。
 人のお宅へうかがっても、こんな所まで見ることはなかなかありません。リアルなドイツのキッチンをご覧いただけます。

 日本では、「ドイツは合理的できれい好き」と思われているようです。それは一面では正しいと思いますが、今回取材した方々はお掃除に大半の時間を費やしているわけではなく、「ついでに拭く」という気軽さで、きれいさを保っているんです。
 毎日ってそれなりに忙しいし、気合いを入れて掃除するなんて、少なくとも私にはできません。
 でも取材をしてみて、ちょっとひと拭きするだけでシンクがこんなにきれいに保てるのなら、やらない手はないな〜と思いました。

 日本とドイツでは、食習慣や住環境が異なります。水の質も違います。だから、そっくりそのまま真似すればいいとは思いません。
 でも、考え方や生活習慣を参考にすることはできます。ドイツ人のお宅をのぞき見しながら、ドイツの生活術を感じていただければうれしいです。そして、日本の生活がもっとラクに、楽しくなれば、著者としてこんなにうれしいことはありません。

 本書の最後には、私の新居のキッチンも載っています。
 この本を作っていたときは、キッチンはまだ制作途上(入居時、うちのキッチンにはコンロ1台しかなかったんです。そこからシンクを入れて......詳しくは本書をご覧ください)。撮影日前日に、ようやく食器棚が完成したという、超スリリングなスケジュールでした。でも私にとって、とても気持ちのいいキッチンができました。

収録内容
・写真たっぷり!隅から隅まで覗いたドイツのキッチン17軒
・ゼロから作り上げた私のキッチン
・ドイツ人愛用のキッチンツール
・ドイツ人愛用の食器いろいろ
・簡単でおいしいお料理レシピ
・みんなどうしてる? 収納の工夫
・ゴミ箱はどうなってる?
・便利でグッドデザインな家電
 ......など

 ものぐさな私でも取り入れ始めた、キッチンの工夫をご紹介しています。
 ドイツに興味をお持ちの方、キッチンをきれいにしたい方、一般宅を覗いてみたい方、ぜひともお買い求めください!

『ドイツのキッチン・ルール』
誠文堂新光社
定価:1500円+税
判型:235×182mm(写真が大きいので満足感あると思います!)
144ページ
ISBN:978-4-416-81265-5

コメント(12)

こんにちは!

新刊発売おめでとうございます!
是非購入したいと思います~。

私も掃除術には興味があって、よくドイツのことが書かれてる本も読むのですが、やはり文字だけだと伝わらない部分があるんですよね。

楽しみですっ。

こんにちは。

新刊が出るのですね。早速本屋さんで探してみます!

ドイツのキッチンに関すると言えば、門倉タニアさんも度々紹介されてますよね〜
門倉さんも良くおっしゃっていますが、手間をかけて掃除するというよりは、日々の家事の後で、(ちょこちょこっと一拭きする)等々の積み重ねですね。
Ordnung ist das halbe Leben.

今年の夏休みにベルリンに行くことにしました!


ちりすけさん、
ありがとうございます。そろそろ書店店頭に並び始める頃だと思うので、見てみてください。
例えば東京なら、紀伊國屋書店やブックファーストなどの大型書店には恐らく並んでいると思いますし、新刊だから小さな書店でも置いてくださっているかもしれません。「婦人実用」とか「インテリア」のコーナーにあると思いますよ。
本書では写真を多数載せています。これまでの私の本よりも大きいので、迫力があるんじゃないかと思います。お役に立てることを願っています!

北村さん、
門倉タニアさんのお蔭で、「ドイツの家事」というジャンルが日本でできた気がしますね。私自身は特に家事好きではありませんが(むしろできればやりたくない)、今回ドイツのキッチンを取材して、そんなに気張ってやらなくても十分OKなんだと、むしろ気が軽くなりましたよ。
私の周りにはきれい好きなドイツ人って実はそんなにいないのですが、傾向といてドイツ人は整理するのが上手だな〜と思いました。こういうのは生活習慣として身に染みついているんでしょうね。
夏休みにベルリンにいらっしゃるのですか? もし時間が合えばお茶でもしましょう。よければメールください。

フェイスブック、グーグル+で「いいね」を押してくださったみなさま、
ツイッターでつぶやいてくださったみなさま、

こんなに多くの「いいね」をいただけて、本当にうれしいです。これまで、こんな数をいただけたことはありませんでした。どうもありがとうございます。
「見て楽しく、読んで役立つ本作り」をめざして、これからも精進していきます。みなさんに認めていただけて、かつ自分がいいと思える物を作り、それを売っていく……コツコツ努力するしかないんだと思います。
どうかこれからもよろしくお願いします。

こんにちは。

今日は横浜で用事があったので、横浜の本屋さんを覗いてみましたが、
慣れない横浜の本屋さんだったせいか、久保田さんの本を見つけることが出来ませんでした…
明日は慣れてる東京の本屋さんで、探してみます(笑)

ドイツ人は確かに「整理整頓」が上手ですね。ファイリング得意ですしー
まあ、日本人は、物が多すぎる(物を持ち過ぎ) なんですけど…

冬に比べて夏は体調も安定しているので、ドイツに行くことにしました〜
「今、どこ行きたい?」と言われれば、ベルリン以外にはあり得ません!(笑)久保田さんや山田庸子さんが紹介されてるカフェやお店に実際に行ってみたい!蚤の市も覗いてみたい!!
日程が決まりましたら、ご連絡させて頂きます。

北村さん、
流通上では、本はもう各書店さんに届いているはずなのですが、書店さんによってはまだ店頭に並べていなかったりします。そもそも、書店さんが本書を注文してくださらないこともあるので(^_^;
東京なら紀伊國屋書店、ブックファーストなどで置いてくださっていると思います。
日本は確かに物が多いですよね。それだけ魅力的な物が多い証拠と言えるでしょうし、料理ひとつとっても和洋中といろいろ作りますからね〜。『ドイツのキッチン・ルール』で取材した方の中にも、各国の料理ごとに食器を持っている方がいて、その方はストックルームを持っていらっしゃいました。
持ち物が多いなら、それに合った広いスペースが必要だし、家が狭いなら面積に合わせたコンパクトな暮らしをするのが基本だなーと思います。
夏のドイツは最高ですよね!ベルリンでお待ちしています〜。

こんにちは。

ありました!
丸善丸の内では、なかなか良いpositionに平積みで10冊は置いてありましたよー!

今回は、大判なのですね。
写真も大きくて、ドイツ好きの私にとってはよだれが出そうです〜(笑)
ただ残念なのが、本が出来たてホヤホヤ、湯気が立つ状態だったせいか、
最初の数ページで写真の黒色(黒い洋服、黒いテーブルなど)が前のページに、
色移りしてました。
たまたま私が購入した本だけが、そういう状態だったのか…
他の本が無事なのを祈ります。

久保田さんがおっしゃられているように、
日本とドイツでは食生活も習慣も違いますが、
参考に出来る点はありますね。
ちょうど実家が台所を改装し、新しいシステムキッチン丸ごと買い替えなので、母に久保田さんの本を読ませます!
私が以前購入した門倉さんのドイツキッチン本を見て、
「そうよね〜そうよね〜」と納得してましたし!
これでまた一歩、家族へのドイツ洗脳が出来ます(笑)

狭いキッチンでも、整理整頓されていれば狭く感じませんし、
私が共感したのは、
『必要最低限の電化製品しかもたない』
『収納分しか持たない』です。
私も引越しした時は、あれもこれも購入しようとしましたが、
オーブンレンジを買うとそれをのせる台が必要で、
レンジ台を置くとキッチンが狭くなる…
なんて思って結局今も購入してません(笑)
キッチン道具も本当は色々買いたいのですが、
無いなら無いでなんとかなる!(笑)

私はもともと料理を作ることが好きなのですが、
病気になってから食事制限の為、自分で食事を頑張って作ってます。
キッチンで過ごす時間がものすごく増えました。
ドイツ人と同じように、キッチンを出来るだけgemuetlichにしてますよ〜♪


北村さん、
お買い上げいただき、ありがとうございます!
丸善丸の内店さん、平積みで置いていただいて、ありがとうございます!

でも色移りしていたのですね。ごめんなさい。出版社に伝えておきます。
東京の家には見本が届いたようなので、家族に確認したところ、その分では色写りはなかったようです。印刷の加減でたまたまだったのか…せっかく買っていただいたのにすみません。

ご実家のシステムキッチン化にお役に立てることを願っています。お母さまのキッチンでの作業は確立されていると思うので、きっといいキッチンができるでしょうね。キッチンの仕様も、部屋のインテリアも、自分の生活様式を自分で把握していればいいものができると思うんですよ。
私もベルリンでは電子レンジは持っていないんです。あれば便利なんでしょうけど、別になくても済むんですよね。電子レンジを持っていないドイツ人も多いですし。引っ越してキッチンも広くなりましたが、だからといって物を増やさないようにしています。
お互い、効率とゲミュートリッヒな空間を両立したキッチンを作っていきましょうね〜。

久保田さん、初めまして。
もともとベルリン好きだったこともあって、久保田さんのベルリンのお部屋シリーズと出会いました。
以降、久保田さんのファンで、カフェの記事なども楽しみに拝見しています。
このたびの新刊発売おめでとうございます。
昨日amazonで購入しました。
とても素敵な本で、読んでいてとても心地が良かったです!
独身の時は、確かに自分のためだけのシンプルで使いやすい、自分の好みのインテリアが実現できていたのに、結婚して、転勤で地方に引っ越して、物が増えて・・・・・って、いつのまにかとっても窮屈な場所にしてしまっていました。
いかんいかん。
ご本の「はじめに」にあるように、ドイツの方々のインテリアをそのまま真似ることはできないけれど、その考え方や心地よい場所にする工夫は大いに参考になりますね。
久保田さんの御新居のキッチンも素敵でした。

キッチンやバス・トイレなどの水回りはできれば他人には見せたくない場所だと思います。
なかなかインテリア本には載っていないことが多いのに、久保田さんのご本にはいつも詳しく載っていますね。
それは久保田さんの人望の賜だと思います。
これからも、素敵な記事を書き続けてください。楽しみにしています。

marisolさん、初めまして。
私の本や記事を読んでくださって、本当にありがとうございます。
たぶん私は、「きれいなだけでなく、リアルな部分も伝えたい」と思っているのだと思います。
インテリア本では、どうしてもきれいな部分だけ見せる傾向がありますよね。それは別にいいと思うんです。誰でもきれいなもの、参考にできるものを見たいですから。
でも、私が取材しているのはモデルルームではなく、普通に生活している人々です。その方たちのリアルな一面を伝えたいと思って書いています。

こうして私が記事を書けるのも、取材を受けてくださるドイツのみなさんと、読んでくださる方々のお蔭です。こうしてお声をいただけることで、私は書き続けていけるのだと思います。ありがたいです。
marisolさんや、いつも読んでくださっているみなさんの期待に応えられるような本をこれからも作っていきたいです。どうかこれからも、応援してください。

こんばんは。

以前に、ヴィンテージ壁紙のお店はベルリン内だとどこですか?とメール(だったと思います)で伺った者です。

私自身、ドイツのテイストが好き!!+久保田さんの文章が読み応えがあり面白くて大好きなので新刊のドイツのキッチン・ルールも是非!拝見させていただきますね♪

壁紙の本もウォールカラーの本も読み応えたっぷりでした。
特にウォールカラーの本の中のパターンローラーが個人的に気になってます(笑)

これからも現地のローカルな生活やインテリア等発信してください!愉しみにしております!

hiroさん、こんにちは。
『ウォールカラー・インテリアレッスン』も読んでくださったんですね!ありがとうございます!
パターンローラーは、ちょっと日本にはないセンスじゃないですか?パターンローラー自体、日本製では本書巻末コラムで紹介したものぐらいしかなかったんですよ。巻頭プロセス写真で紹介したのはポーランド製で、模様がかわいいですよね!
しかも、あの模様をペイントしてくれたペトラさんのセンスがすごい! もし私だったら、たぶんあの模様を天井付近に1本塗って終わりだと思うんですよ。でも彼女はアーティストだから、発想が超自由なんですよね。地に色を塗ってからパターンで模様を塗れば、あんなにかわいくなるんだ!って感動しました。
これからも、リアルかつセンスのいい生活をお伝えしたいと思います。よろしくお願いします。

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