生身のつきあい

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ご一緒に踊りませんか


 すっかりご無沙汰してしまいました。毎日何をやってたかといえば、ロケハンしたり、雑貨ネットショップアムゼル(オープンして間もないです。よろしくお願いします)のことをやったり、その合間に原稿をチョロチョロ書いたりという、相変わらずの日々です。しかしぼちぼち本腰を入れて原稿を書かないと、あとでとんでもないことになるという恐怖が、日を追うごとに迫ってきている状態であります。

 さて、ちょうど1週間ほど前に中国で日本に対するデモが起きていた。以前の私ならそこまで気にしなかったと思うんだけど、中国舞踊を習い始めたこの2年以来、中国がすごく近い存在になってきた。
 
 2年前に漁船とトラブルが起きたときは、みんな何も言わなかったんだよね。ちょっと気を遣っている風なところも感じたりして。でもどう思ってるのか、気にはなっていた。

 なので今回は聞いてみたかった。デモに関してどう思っているか。2年前よりはお互いのことを知っているから、政治の話を持ち出しても大丈夫だろうとも思っていたし。

 そしたら、本当に誰も気にしてなくて。「デモ? あぁ、週末に起きてたやつ?」ってリアクション。「アジアの国同士が戦うのをアメリカが望んでるのよ」と言っていた。

 事の真相は私にはわかるはずなどないけど、政治的にどうであれ、一般人同士は踊りとか仕事とか、つまり実生活でつながってるんだなと思う。そういうふうに生身のつきあいが広がると、少なくとも一般人同士はひどいことになりにくいと。お互いに利益がある関係なら、実を取りたいだろうし。

 反感って、相手のことをよく知らないから生まれるんだと思う。私が中国舞踊を始めたのは単に運動不足解消のためだったんだけど、中国が身近に思えてきたのは大きな収穫だった。

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