1300年の歴史がめちゃくちゃにされる危機

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写真は奈良つながり

 相変わらず原稿を書いておりますが、あと一息というところまできました。もうあとちょっと。最後の力を振り絞ります。

 しかしながら、終日原稿を書き続けるというのは無理で、合間合間で息抜きをしていて、たまたま奈良の平城宮跡が埋立・舗装工事されるというニュースを目にしました。

これです。
http://narapress.jp/hjk/#top


 世界遺産である平城宮跡を、埋立・舗装する工事が始まっているとのこと。現在この場所は草原・湿原。そこを埋立てて舗装するとかで、国土交通省が音頭を取ってやっているらしい。

 詳細は上記リンクを読んでいただくとして、もう私はこのニュースを知ったときに激怒して、まさに怒髪天状態になった。
 明確な工事の目的もないのに、今ある姿を変えようとしている。しかもユネスコ世界遺産の場所で。

 このまま工事が進めば、地下に眠る埋蔵文化財が破壊される恐れがあり、自然もなくなる。1300年に渡って守られてきた文化財が、明確な理由もないまま工事でめちゃくちゃにされてしまう。
 何の権限があって、現代の私たちが過去からの遺産である文化財を破壊することができるんだろう。
 現代に生きる私たちの前にも後にも歴史があるのに。未来へつないでいかなくちゃいけないのに、どうしてそれを平気で壊すことができるのか、理解できない。

 日本は何でもスクラップ&ビルド。それが魅力というならそれでもいいけど、守らなきゃいけないところは守らなきゃ。日本の歴史がある場所なんだから。

 この工事の中止を求める署名を募集しているので、賛同してくれる人はぜひご協力をお願いします。上記のリンクから飛んだページの、下の方にあります。

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