ライフオーガナイザー・松永明子さんとのコラボ企画!ベルリンインテリア対談(第1部)

| コメント(4) | トラックバック(1)

tage20121104-1.jpg

ベルリンスタイルのお部屋に泊まれます

 快適な生活のための技術を伝授するプロである、マスター・ライフオーガナイザーの松永明子さん。ライフオーガナイズとは、モノがあふれる消費社会の中ですっきりと快適に暮らすために、アメリカで生まれた考え方と技術だそうです。

 私がベルリンに住む松永さんと初めてお目にかかったのは、昨年の夏頃だったでしょうか。松永さんがその当時開いていたカフェに行ったのです。その後、何回か取材をさせてもらいました。

 その松永さん、現在はベルリンでホームステイとガイドのお仕事をされています。さらに今度は、ベルリンを旅行される方のためにアパートメントタイプのお部屋貸し出しサービスをスタートされます。そのアパートの内装を考えるに当たって、なんと私の本を参考にしていただいたと聞き、「これは見ないわけにはいかない!」と、改装したてのところをお邪魔し今回のベルリンインテリア対談と相成ったわけです。

 この対談は、私が松永さんのアパートでベルリンインテリアについて語り合った第1部、その後わが家に移動しひたすらワインを飲んでいた第2部から成る2部構成になっております。
 そして、この同じ対談を松永さんもご自身のブログ「トイレは座って使いなさい」で書かれています。しかし、取り上げてある内容は両者ともにまったく異なるので、松永さんのブログとこのクボマガを両方読んでいただくと、おもしろさ二乗かと思います。

 前置きが長くなりました。
 
 松永さんがベルリンを旅行する方のために貸し出すアパートは、「アルトバウ」と呼ばれる築100年程度の建物です。アルトバウは天井が高く、ひと部屋が比較的大きく、天井やドアノブなどに優美なユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)様式の装飾が施されていることもある、人気の建物です。アルトバウ建築はベルリンでは比較的多いのですが、一般的なホテルでは少数。ですから、ベルリンの暮らしを実感したい方には、このアルトバウのアパートメントはぴったりだと思います。

 お部屋はリビング兼寝室とダイニングキッチン、バスルーム。リビングはアンティーク家具と手作りロフトベッドがある、まさに典型的なベルリンのミックススタイル・インテリアです。ロフトベッドは松永さんのご主人が作ったもの。DIYが得意という点で、とってもドイツ人らしいと思います。


tage20121104-2.jpg

手前にロフトベッド


 ダイニングキッチンは、壁の一部をクリームイエローにペイント。これは拙著『ウォールカラー・インテリアレッスン』を参考にしてくださったのだとか。こうして見ると、やっぱり白一色よりもどこかに色が入っていた方が生き生きした印象になると思います。しかも全面ではなく、部分的にペイントしているのもベルリンっぽい感じです。
 ダイニングテーブルと椅子はアンティーク。食器棚は新しい品なので、ここのインテリアも新旧ミックススタイルです。


tage20121104-3.jpg

キッチンでコーヒーを淹れる松永さん


「まずお茶でも......」と淹れてくれたコーヒー。レトロなデザインのカップは、蚤の市で買ったものだそうです。これもまたベルリンっぽい。


tage20121104-4.jpg

蚤の市で買ったという60年代のレトロなカップでベルリンらしいコーヒータイム

 さっきから「ベルリンっぽい」を連発していますが、じゃあベルリンっぽいインテリアとは何でしょう。
 それは後日の第2部で。

コメント(4)

こんにちは。

いや〜ん、素敵です(笑)
次のベルリン滞在の際には、利用したいです!

北村さん、
次回はぜひ。広々としているので、お母様とご一緒にいらっしゃるのもいいかもしれませんよ。

こんにちは。

久保田さんの新刊が本屋さんに並んでいるのでは?と思い、
会社の近くの本屋さんを覗いてみましたが、
見つけることが出来ませんでしたー
やっぱりAmazonですかね?

松永さんは、以前久保田さんがご紹介されていたoutofnipponのオーナーさんですよね?
今回、松永さんのブログを拝見しましたが、
(まだ全て読みきれてませんが)
"そうそう"と思うことが多くて。
これだけサッパリと価値観が定まっているのは、気持ちがいい。


北村さん、こんにちは。
書店をみてくれたんですね。ありがとうございます。
6日に出版社から出荷され、そこから一般の書店に搬入されるまで
数日かかります。それから店頭に並ぶので、おそらく
今月10日頃からかな?と思います。
また見てみてください!

松永さんはoutofnipponのオーナーさんです。
今はガイド&ホームステイサービスをやっていらっしゃいます。
日本にいた頃からライフオーガナイザーなので、整理整頓が専門なんですよ。

トラックバック(1)

トラックバックURL: https://www.kubomaga.com/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/719

ライフオーガナイザー・松永明子さんとのコラボ企画!ベルリンインテリア対談(第1部) - Kubota Magazin 続きを読む

2022年12月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

アーカイブ

メールください
info@kubomaga.com