先週末ハンブルクへ出張に行っていたので、忘れないうちにその話を。
出張先では自由時間などないも同然だけど、自分が頑張って早起きすれば早朝は時間が取れるもの。
私にとっては、ほとんど不可能のことのように思えるけど、せっかくハンブルクまで来たのでちょっとでも観光したかったのよ。
折しも最終滞在日は日曜日。日曜日のハンブルクといえば、港で開かれるフィッシュマルクト(魚市場)。旅先だから生魚を買う気はないけど、このマルクトは観光スポットとしても有名なので一度行ってみたかった。
市場といっても、普通の人が普通に買える。港にお店がいくつも並んでいて、あちこち見比べながら買うわけよ。生魚も燻製もある。野菜も売っていた。
市場というのはどこの国でも似ているようで、あるお店のおじさんは魚をいくつも手に取りながら、「これと、これと、これも付けて全部で10ユーロ! どう、10ユーロ!」と叫んでいる。
一度にそんなにたくさん買ってもねぇ......と、買うつもりもないのに心の中でつぶやきながら冷やかして回る。
この日は寒くてね〜。風も強くて長時間外にいると、まさに凍てつきそう。
そこで、市場にあるFischauktionshalle(フィッシュアウクツィオーンスハレ=フィッシュオークションホール)という、レンガ造りの重厚な建物へ避難。
実は、この建物内で開かれている、日曜早朝ライブが有名。誰もが知っているスタンダードなロックをバンドが演奏している(たまに地元の歌とかを挟んでいたのがご愛敬)。
「スモーク オン ザ ウォーーターー ダッダッダー ダッダッダダー」とかやってるステージ前で、老若男女が踊っている。朝8時台とかなんですけど......。
そして、その横のベンチでは、みんなの手にビール。朝8時台とかなんですけど......。
厳寒のハンブルクの朝は熱い。
僕が通っているドイツ語講座には、
毎回ハンブルグ大学の学生が講師として
来ているんですが、彼らの話だと
前日の夜からオールナイトで
飲んでいる人が多いとか。
レーパーバーンから流れて来るらしいですよー
。
Taizangさん、コメントありがとうございます。
前夜からオールナイトですか。どうりでテンションが高いわけですね…。
レーパーバーンはすぐ近くですから、いいロケーションですもんね。
みんな元気だなぁ。