すっかり久々の更新になってしまってすみません。
お天気がいい日が続いたので外に出歩いたり、蚤の市に出かけたり、またほかの蚤の市にも行ったりして、まあ、一言でいうと浮かれておりました。
ベルリンを歩き回っていて改めて思ったのが、のんびり具合。あ、「のんびりしている」っていうのは、東京との比較でね。ドイツの田舎町ではもっとだと思うけど。
で、のんびりしていると自分の心にゆとりができて、他の人にも優しくなれるような気がする。
たとえばついこの前のこと。カフェに行ったら急にお客さんでいっぱいになっちゃったらしく、一人きりでやっていた店は回りきらなくなっていた。注文してもなかなか出てこないし、お客さんが帰った後のテーブルを片付けることもできない。
気づいたら、一人の女性が別のお客さんにコーヒーを運んでいるのよ。あれ、この人お店の人だっけ、と思ったら、あまりの混み具合に「今日だけよ〜」って自主的に手伝ってたんだよね。で、誰も「遅い」とか怒らないの。
あと、子どもに対する態度も違うと感じる。赤ちゃんって公共の場で泣きわめくことあるでしょ。そんなの仕方ない。親だって困ってる。
でもこっちだと周りの人は笑顔で眺めていたり、赤ちゃんに話しかけたりしている。
東京では(日本の他の地域は知らないから東京って書いてるんだけど)、どうかなあ。私、泣いている赤ちゃんを必死にあやしている母親に対して、「黙らせろ」って他人が言っている光景を見たことあるなあ。
そんなふうに、東京では「チッ」と舌打ちされそうな光景に対して、こっちでは周りの人に笑みが浮かんでいることがあるのよ。
もちろんベルリンだっていろんな人がいるよ。いいことばかりじゃない。でも、傾向としてそう感じる。
この違い、どっから来るんだろう。
どこにいても、こういうゆとりを持ち続けていたい。心穏やかに暮らしたい。それが目標。
こんにちは。
特に東京では、みな余裕が無くキリキリしてますよね。
朝の通勤なんて、2分後くらいには次の電車が来るのに、
その電車に乗ろうと押すな押すなの大騒ぎですものね(笑)
駅で降りる際も『すいません、降ります』と言わず、
無言で鞄や腕でグイグイ押して。
皆、何に追われているのだろう。
もう少しゆったりとしてみませんか。と思います。
何とも言えませんね~。
基本的に日本は「ゆとりが無い」とは感じますけどね…。
「生活弱者」に優しい社会は基本だけど、モンスターなんちゃらで、一件というか、「一応弱者」の方々が開き直ると手がつけられない…って事態も起こるわけで……。
ちゃんと断り書きがある高級料亭などに一族郎党で繰り込んで周りの迷惑考えずに大騒ぎ、なんて事は結構ありますし……周囲の人達はそういう場所の『雰囲気』にもお金を払っている訳ですからね……そういうのは欧州の方が厳しそう。
こちらにしても、私は小都市暮らしですから結構まだ第三者に対する愛想の良さ、基本的マナーと言った「良きイギリス」が残っていると感じますが、ロンドンでは……いきなりカバンで突き飛ばされても何も言わずに行ってしまったり、一見身分卑しからずの御老人が、無賃乗車する為に列にいきなり割り込み&前の子供突き飛ばし……をしたりしていますからね……。
ロンドンはロンドンであってイギリスではない
…と言われるゆえんで……。
世界中、結局は深い部分での「ゆとり」なんでしょうけどね~。
北村さんへ、
東京は人口密度が高すぎますよね。
あれじゃあ、心に余裕がなくなっちゃうと思います。
新宿駅とか、ホームから人が落ちちゃうんじゃないかって心配になるくらい、
人であふれかえってますもんね。
私も東京で働いていたときはキリキリしていました。
でもベルリンに来てゆったりモードになってからは、
東京に帰っても少しずつそのモードで暮らせるようになってきたんです。
例えば、通勤時代は必ず中央線を使って数分でも早く着きたかったのが、
今では比較的空いている総武線を使ったりとか。
すると自分自身がラクになるんですよね。
東京で働いていると難しいでしょうけど、そういうことを少しでも
伝えていきたいと思います。
リオさんへ、
そういえば、「ロンドンは忙しすぎたからベルリンへ越してきた」という人と
会ったことがあります。
ロンドンは大都会ですよね。話を聞いていると、たぶん東京と似たような
ストレスを感じているのかなと思います。
ベルリンはロンドンに比べたら田舎首都なので、まだのんびりとした
テンポで暮らしていられるんでしょうね。
経済的に発展するのは街として自然な流れでしょうけど、
願わくはストレスが増えるような大経済都市にはなってほしくないです。
制度を悪用したりする人は、どこでもいると思うんですよ。
でも、それに対する態度も違うかな…という印象があります。
私には日本の方が弱者(一応弱者も含め)に対して厳しいように思えますね。