ベルリン情報サイト「おさんぽベルリン」立ち上げました

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「おさんぽベルリン」カバー写真は、「カフェ・フロイライン・ヴィルト」の店内から

 このたび、ベルリン情報サイト「おさんぽベルリン」を、在ベルリン日本人ガイドの松永明子さんと一緒に立ち上げました。
 ベルリンを暮らすように旅したい人のための、情報サイトです。

おさんぽベルリン
http://osanpoberlin.jimdo.com/
(2013年9月9日追記:「おさんぽベルリン」は以下のURLに引っ越しました。こちらのほうをクリックしてください。http://osanpoberlin.blog.fc2.com/

 松永さんも私も、日本ではベルリンの良さがまだまだ知られていないと痛感していました。ベルリンは多面的な街です。ベルリンの壁やクラブカルチャーのほかにも、たくさんの魅力があります。

 ベルリンを訪れた日本人女性たちは、すごく気に入ってリピーターになる人もいます。彼女たちは、何かのきっかけでたまたまベルリンを訪れたというケースが多く、しかも一般のガイドブックだけではその良さがわからなかっただろうと話していました。

 ベルリンには女性が好きそうな要素がたくさんあるのに、既存の情報ではそれが伝わっていない。なら、自分たちで作ろう。自分たちの視点のベルリンを伝えよう。
 そう思ったんです。

 でも、実は「おさんぽベルリン」を立ち上げるまでには、葛藤もありました。
 私は原稿料をいただいて、生計を立てています。「おさんぽベルリン」のように、無料で情報を得られるサイトを作ることは、出版社の妨げにならないか、ひいては自分自身の首を絞めることにつながらないかと考えました(「おさんぽベルリン」だけでなく、そういう情報サイト全体の存在が、です)。

 その一方で、本や雑誌には載らなかった情報もたくさんあるんです。それがお蔵入りになるのは、本当にもったいないと思っていました。

 そんなふうに悩みながら、結局は「とにかくベルリンをもっと知ってもらわないと始まらない。良さが広まれば、本や雑誌にしてみても新たなテーマが増えるわけで、デメリットはないはず」と考えて、サイトオープンに踏み切りました。

 「おさんぽベルリン」オープンに伴い、3つのお願いがあります。

 1.「おさんぽベルリン」で「ベルリンっていいな〜」と思ってくださったら、ぜひfacebookやtwitterでお友だちにも知らせてください。

 2.ベルリンへお越しの際は、よろしければ松永さんのホームステイやガイドサービスや、私のカフェガイドサービスをご利用ください。

 3.本や雑誌は、世に出るまでに大勢のプロの手を経て生まれる商品です。手間暇がかかっています。ネットの情報とは、また別の価値があると思います。どうかそのことを、心の片隅に留めておいてほしいんです。


 「おさんぽベルリン」は、まだ始まったばかりで、試行錯誤を重ねているところです。掲載情報やデザインなど、みなさんのご意見をいただきながら改良していきたいと思っています。

 ベルリンをご旅行予定の方も、ちょっと興味がある方も、ぜ〜んぜん知らないという方(このクボマガを読んでくださっている方にはいないかな......)も、「おさんぽベルリン」でご一緒にお散歩しましょう!
 

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