(*ベルリンのお店やライフスタイルに関しては、在ベルリンガイドの松永さんとの共同ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」をぜひご覧ください。バリバリ書いてます)
前回のクボマガでお知らせした通り、5月3日(土)のハフィントンポスト紙に、ベルリンを拠点に活躍している映像・音楽アーティスト・usaginingen(ウサギニンゲン)のインタビュー記事「お金より時間、ゆとりの価値観が変わった」 が掲載されました。
お陰さまで、大勢のみなさまに読んでいただき、そしてFacebookやTwitterなどで記事をシェアしていただき、本当にありがとうございます。
私はこの記事を、1人でも多くの方に読んでほしいと念じながら、書いていました。
usaginingenのお二人の価値観(詳しくは記事を読んでくださいね)は私とほぼ同じで、インタビュー中は「わかる〜!」の連発でした。「こういう考え方を日本に伝えたい!!」と、みんなで熱く語り合っていました。
伝えたかったのは、「ベルリンってすげーだろ?」というものではなくて、「日々を自分なりに考えながら、やりたいことをして精一杯生きることが、楽しくて、しあわせ」ということです。usaginingenのお二人も私も、ベルリンでそういう気持ちになったのです。
お二人と私の境遇は、ちょっと似ているかもしれません。東京で忙しく働いていて、ベルリンへ来たことで新たな価値観が生まれました。そうしたら、お金は少なくても毎日が充実していて、楽しいんです(でもお金は大切です。これは強調しておきたい)。
もちろんベルリンは、東京に比べて物価が安いし、タダでくつろげる広大な公園もあちこちにあります。生活環境がいいから、お金よりも時間が大切、という価値観が持てたのだと思います。
でも東京にいても、こういう考え方に触れることで気持ちがラクになったり、考えが変わるかもしれないと思うんですよ。そんなきっかけになればいいと思って、いつも原稿を書いています。
もし短期間でも海外に来られる人は、一度ぜひ日本の外へ出てほしいと思います。
世界は広くて、いろんな人がいる。それを知るだけで、きっと人生が大きく変わるんじゃないでしょうか。