キッチンに薄日が差していた
(*ベルリンのお店やライフスタイルに関しては、在ベルリンガイドの松永さんとの共同ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」をぜひご覧ください。バリバリ書いてます)
今週からベルリンに戻っています。
日本での滞在はいつも大体1ヵ月程度で、それほど長期というわけでもないのだけど、ベルリンに戻るたびに、それまでの生活を軽く忘れていることに気づきます。「私の部屋、こんなに広かったっけ」とか、トイレの便座に腰かけて、「あれ、高いな」とか。
今回の日本滞在では、東京のあちこちに行きました。年に2回帰っているとはいえ、10年以上離れていると街並みも変わるし、電車の路線も新しくなって、すっかりお上りさん状態です。
変わらないのは、実家だけ......と思っていたら、子どもの頃から好きだった隣家の木が切られていて、悲しい光景になっていました。でも考えてみたら、10年、20年単位で残るものって、日本には少ないのかもしれません。
葉が落ちると急にさびしい光景になる
ベルリンも建物こそそのままあるものの、お店や住んでいる人たちは変わっていくのを感じます。
でも、ベルリンの自宅に帰ってほっとする自分を感じると、やっぱりまだまだここが好きなんでしょうね。
東京では毎日人に会ったり、飲んだり、飲んだり......だったので、ここでまた平常運転に戻ります。