2010年5月アーカイブ

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 3月13日付のこのコーナーで書いた、Lenaの歌。この人の魅力は唯一無二。声と歌い方とルックスと、すべてひっくるめて彼女だけしか持っていない魅力だと思う。

 その彼女がドイツ代表として参加した「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」。ヨーロッパ25カ国から参加したシンガーたちが1曲ずつ歌って、優勝を争う、年に1度の歌の祭典。
 そのコンテストで、彼女がぶっちぎりで優勝した! 興奮した!!

 番組を観てたけど、コンテストだからか、どこの国も歌い上げるタイプの歌手が多くて。でも一般的にはそういう歌い手が好まれるだろうから、事前の審査員評でLenaの評判がいいらしいと聞いてはいたものの、どこまで彼女の歌が受け入れられるかと心配だった。

 だから、彼女のようなタイプが優勝して、本当にうれしい。私は女の子ボーカル好きだからね。

 彼女は4ヵ月前まではオーディションも受けたことのない普通の女の子だった。それが、2ヵ月前に一躍ドイツのトップスターになり、今やヨーロッパのトップスターの仲間入りだ。いやー、すごいすごい。これからが楽しみー。
 でもちょっと心配でもある。あまりにも急激に環境が変わってしまったに違いないから。これからもずっといい感じで、歌を続けていけますように。

ユーロビジョン・ソング・コンテストに関してはこちらで。

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 現在発売中の『雑貨カタログ』No.106、「世界の雑貨News」コーナーで、ベルリンの雑貨ショップをご紹介しています。

 このショップは、いろんな時代・国のテイストがミックスされていて素敵。ミックステイストって、さじ加減が重要だと思うのだけど、ドイツ人はその辺が上手。

 オーナーの女性はミュンヘン出身なんだけど、ベルリンへ越してきてこのお店を開いたとか。
「ベルリンはお金はないけど、その分自分たちで考えるから、みんなクリエイティブよね」って話していたけど、本当に同感! 

 できることは何でも自分でやっちゃうし、お金がないから仕方なくやるんじゃなくて、作業自体を楽しんでいるんだよね。そういうベルリーナー(ベルリンっ子)たち、今まで大勢取材してきたもの。
 ふだんから、ああしたい、こうしたいっていろいろ考えてるからアイディアもあるし、センスもいいんだと思うな。

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 ドイツにはクラインガルテン(またはシュレーバーガルテンともいう)という、週末を過ごすための小屋つきの庭がある。言ってみれば、ドイツ版市民農園みたいなものかな。
 その一区画を友人が借りたというので、見せてもらってきた。

 クラインガルテンというのは直訳すると「小さな庭」という意味だけど、全然小さくない。小屋だけでも50平米あるし。もはや小屋じゃない。
 クラインガルテン用の土地にはいろいろ規制があってちゃんとした家は建てられないけど、日本でこの広さの土地があったら家建ててるはず。

 で、その庭に野菜や花を植えて、週末はそこでゆっくり過ごす。採れたての野菜でバーベキューをしたり、お茶したり。こういうの、ちょっとあこがれる。
 私はふだん庭仕事はまったくしないけど、せっかくなので体験作業。ズッキーニの苗を植えてきた。

 このクラインガルテンを借りた友人は、それまで庭仕事や農業などは全然やっていなかったけど、なんとなく自分の手で野菜を育ててみたくなったとか。
「ここにベリー類を植えてね、こっちはトマト」と、すごく楽しそう。

 こういう生活って、なんだかとても人間の生理に合っている気がする。自然とふれあうのって、人間にとってすごく大切。単純に気持ちいい。ベルリンに来て、それに気づかされた。
 シンプルだけど、豊かよね。

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 日曜と月曜は、ドイツは聖霊降臨祭で祝日。当然のごとく、飲食店を除いて店はすべて閉まってしまうから、食料の買い出しに出かけた。

 聖霊降臨祭の頃は、シュパーゲルの盛りの時期といわれている。シュパーゲルとはアスパラガスのことで、ドイツでアスパラといえば白と相場が決まっている。
 お店やスーパーで売っているのはもちろんのこと、この時季だけシュパーゲルを売る小屋が街角にお目見えする。

 シュパーゲルは、このへんだとベルリン近郊のベーリッツのものが質がよいとされている。だから「ベーリッツ産」と銘打ったシュパーゲルは、1キロ10ユーロぐらいはするかなあ。
 1キロっていっても、10本ちょっとにしかならないから、2人だったらペロリといけちゃう量。10ユーロは贅沢だけど、まあ、この季節だけだから、思い切って買っちゃうか! 

 というわけで、がんばってシュパーゲルを購入。さー、これをどう食べようかなー。

 オーソドックスなのは、ゆでて食べる方法。ドイツ人直伝のシュパーゲルのゆで方は、ゆでるお湯にバターと砂糖、それにレモン汁を入れる。
 ゆでたシュパーゲルには、バターと卵黄で作ったカロリーたっぷりのオランデーズソースをつけるのがお決まりだけど、単にバターだけでもおいしい。個人的には日本のマヨネーズをつけるのも好き。

 私の友だちは、ホイル焼きにしたと言ってたな。皮をむいたアスパラガスに、バターと水をほんのちょっと落として、ホイルでくるんでオーブンで蒸し焼き。これもうまそう〜。

 シュパーゲルは、味自体はなんてことないかもしれないけど、この繊維を噛み切る食感というのがいいんだよねえ。これは緑のアスパラにはないおいしさだ。
 こんなこと、つべこべ書いてないで、さっさと食べよ。

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 6月号テキストが発売になりました! 
 一時帰国中に番組を見ていましたが、スキットはとても実践的。ドイツ旅行ですぐに使えますね。

 もっとも私も、ドイツ語を習い始めたばかりの頃は、ドイツ語で質問したはいいけど、返ってきた答えがまったくわからなかったりしたもんですが。こっちの質問はドイツ語だけど、答えは英語にしてくれー、なんて思ってました。
 この状況を脱するには、勉強を続けるしかないんですよね(と、自分に言い聞かせる。未だにわからないことも多い)。

 今月の「ベルリンからの小さな旅」は、シュトラールズントへ行ってきました。バルト海に面したハンザ都市で、海にかかった橋を渡った向こう側はもうリューゲン島です。リューゲン島はビーチリゾートで有名なので、夏になったら行きたいなあ。

 シュトラールズントは、どっしりとした重厚感あふれるレンガ造りのゴシック建築でいっぱいです。
 先月のライプツィヒも好きですが、この街もかなり好きですね。レンガの建物とか、ギーベルハウスと呼ばれる、破風あるいはファサード(建物の正面)に飾りのある建物を見るとわくわくします。廃墟も大好き。南部ドイツのきれいなお城より、私はこういうほうが好きみたいです。

 この撮影がまた、当時は海が凍ってて......。締め切りギリギリまでねばりました。口絵の2ページ目に帆船の写真がありますが、それ、実は海が真っ白に凍っています。
 でも、それはそれできれいでしたよ。流氷の上にカモメが乗ったりしていてね。ただ、6月号で流氷は、やっぱりちょっと。

 では今月もテキストでご一緒に勉強しましょう。

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 ベルリンは東西分断されていたから、同じ目的の施設が旧西にひとつ、東にひとつという具合で何かと2つある。空港はかつて3つもあって、そのひとつが2008年にクローズしたテンペルホフ空港。

 で、クローズした後、この空港をどうする?って議論が延々続いてた。一時は山を造ろうかなんて案もあったけど、結局空港の建物はそのままに、先日広大な緑地としてオープンしたので、行ってみた。あ、もちろん入場無料ね。

 確かに緑地は緑地だけど、元々空港じゃない? 木立とかないのよ。だから、雰囲気は普通の公園の方がいいかな〜。でも、子どもたちがたこ揚げするのにいいという説もあるし、実際、たこ揚げしていた子どもたちもいた。

 うれしいのはバーベキュー用スペースが確保されているところかな。近年はバーベキュー禁止になった公園がけっこうあるからね。すっごい奥に行かないとダメとか。
 その点ここは、入口から近い芝生部分がバーベキュースペース。これから夏に向かって、利用されそう。

 将来的には、ここを2017年に開かれるインターナショナルガーデンショーの会場に、という案もあるらしい。確かに、そういうイベントにはぴったりかも。

 せっかくだから歩き回ろうかと思ったけど、あまりの寒さに指先が紫色になってきてしまい、早々に退散。もう5月中旬だよ。早くあったかくなってー!!

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 これは既にツイッターのほうでつぶやいたんだけど、ここでも告知ね。

 この夏、ドイツで薪窯で焼くパンや、ケーキ作りを体験できる5日間の短期プログラムがあります。パンやお菓子づくりが好きな方! 本格的なパン作りを体験できるチャンスですよ!

 もちろん通訳・ガイドつき。言葉の心配はいりません。
 この研修を企画している新原さんは、ドイツでパンマイスターの資格を取った、真のプロ。私はドイツパン師匠と呼ばせていただいています。

 ドイツはパンの国なんです。ドイツパンというと酸っぱいという間違ったイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、いろんな種類があるんですよ。最近は日本でもドイツのハード系パンは人気でしょ?

 5日間プログラムで、麦畑見学からパン焼きまで、パンに関する全行程を学べるそうですよ。
 詳しくはこちら。定員10名なので、お早めに!

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 無事にベルリンに戻ったのはいいけど、なんだか寒い毎日。帰った日は最高気温が8℃しかなくて、日本から来た身としては、まるで冬のようだった。
 私が日本にいたときは、暖かかったらしいので残念。でも日本でつかの間、初夏の気分を味わったからいいや。

 でもここ数日の寒さが幸いしてか、ベルリンでも間に合ったんだよね、桜に! 日本でも見られて、ベルリンでも間に合ってうれしい。
 そもそも、ベルリンの桜は八重咲きが多い。だから咲く時期も山桜に比べたら遅い。それも幸いした。
 お花見をするにはだいぶ色が褪せてしまったけど、ピンクの花びらを見るだけで、少し幸せな気分になる。

 最後にちょっと宣伝です。先日発売になった初の共著『ヨーロッパのインテリアレッスン』が、ようやくアマゾンで在庫が確保されたようです。これまで在庫不足でご迷惑をおかけしました。この機会に、お求めいただければとてもうれしいです。
 カバーは、アントワープで雑貨ショップを経営する女性の部屋です。とってもかわいいので、カバー写真だけでも、どうかご覧ください!

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 私は大貫妙子ファン。日本にいるときは欠かさずコンサートに行っていた。ベルリンに住み始めてからはそれが難しくなって残念だったのよ。
 でもついに今回タイミングが合った! Springfields'10と題された日比谷野音でのコンサートに、大貫妙子さまが出演することに。これは行かなきゃダメでしょ! っていうか、行かないという選択肢は私の中にない。

 いやー、素晴らしかった。天気がよかったから、野音が最高だったね。ちょうど大貫妙子が出るときに夕暮れ時になって、2〜3曲歌ったところで、日が暮れた。
 その変わりゆく空の色と曲目がぴったりで、もう本当に素晴らしい。しかも、曲のラインナップが私のツボを突いていて、もう言うことなし。日本にいてよかった〜。

 今年の冬には新作が出てツアーをやるそうだから、また帰ってこないと。

 大貫妙子は、年を重ねるごとにどんどんよくなっていると思う。いつでも今がいちばん、という印象。確かそのようなことをDVDでご本人が語っていた気がする。
 私もそんなふうに生きたいもんだ。いや、実は私も「今がいちばん」と常に思っているんだけど。

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 一時帰国では毎回ちょっとしたイベントがあったりする。今回は歌の録音がそれに当たるかな。
 バンドをやってたのはもうずいぶん前のことだけど、そのときの友人が当時の曲をリアレンジしてくれたので、歌も録ることになった。スタジオに入るのも久々でちょっと楽しい。

 自分が満足できる程度になるまでには相当練習しなきゃいけないんだけど、今はそんなモチベーションもないから、ほとんど練習しなかった。でも、いざやり始めると、思った通りに歌えないのが悔しくなる。

 でも、自分の中では当時より自由に歌える気がする。練習はまったくしてないから技術的に向上しているわけじゃないんだろうけど(それにもともと技術なんてない)、気持ちが変わったというか、解放されたというか。たまーに録音してみるのも、自分の変化がわかっていいかも。

2016年10月

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