
もうすぐベルリナーレ(ベルリン映画祭)が始まるけれど、それに先駆けてもうひとつの映画祭が7日まであったのだ。
その名は「ゴーイング・アンダーグラウンド」。ベルリンの地下鉄の車内には山手線にあるようなモニターがあって、ニュースとか天気予報とかが流れている。そのモニターにこの「ゴーイング・アンダーグラウンド」プログラムが流れていたのだ。
これは、世界各国から応募された作品の中から選ばれた21のショートフィルムが流れ、一般の人がいいと思った作品に投票するというイベント。応募は世界39ヵ国、457作品に及ぶというから大したものだ。上位入賞作品は12日の表彰式で表彰され、賞金が授与されるらしい。
このモニター(ベルリーナーフェンスター=ベルリンの窓という)は音声が出ないので、作品はどれもサイレント。言葉に頼っていないから、どの国の人が見てもわかるのがいい。
ベルリナーレの映画を見るには、長蛇の列に並んでチケットを買ったりしなくちゃならないけど、この「ゴーイング・アンダーグラウンド」なら2~3駅乗っている間に見られる。生活の中のアートだよね。
いいなぁ。こんなの!
HPちょっと覗いてみたけど、全部1分半とかの短編なの?
アニメとかって言葉がなくても通じるもんね。。。
そう、ぜんぶ短編。一駅乗ってるうちに見られるからいいの。
そのうち投票結果がまたモニターで流れるはず。
今日からベルリナーレも始まりました。